フリーコンサル向けの戦略案件多数!『HiTalent』の魅力をインタビュー

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HiTalent(ハイタレント)へのインタビュー

Interviewee|ハイタレント株式会社 代表取締役 有吉洋平氏

東京大学工学部システム創成学科卒業。大学ではデータ解析を学び、システム創成学科長賞を受賞し首席卒業。
大学卒業後は、欧州最大の戦略コンサルティングファームである株式会社ローランド・ベルガーに入社し、コンサルタントとして製造業や商社・金融業、消費財など幅広い業界のクライアントに対する戦略策定を中心としたコンサルティング業務に従事。
独立後、フリーコンサルタントとして、IT企業やサービス業など未経験業界を中心に戦略策定だけでなく組織改編や業務改善、システム導入など幅広くコンサルティング業務に従事。2020年1月、個人の選択肢と可能性を広げるべくハイタレント株式会社を共同創業し、代表取締役就任。

『HiTalent』は、トップティアのフリーランスの方のための案件マッチングプラットフォームです。

もともと私が戦略コンサルティングファーム出身ということもあり、当初は戦略ファーム出身者向けにコンサルティング案件を紹介していました。直近はサービスの対象者を拡大しており、「外資系投資銀行出身のファイナンスのプロの方」「アクセンチュアやBig4でマネージャー以上を経験したIT・DXコンサルの方」「外資系IT企業や外資系消費財メーカー出身のマーケターの方」にも利用いただいております。

割合としては、戦略ファーム出身の方が50%以上を占めており、外銀出身者、アクセンチュア・Big4のマネージャー以上出身者、外資マーケター出身者がそれぞれ10〜15%程度となっています。

『HiTalent』を利用するフリーコンサルの方はどの年齢層が多いですか?

ボリュームゾーンとしては30代ですが、20代後半や40代のフリーコンサルの方にも多数活躍いただいています。
50代〜60代の方にも登録いただいておりますが、メインで活躍いただいているのは20代後半〜40代の方になります。

年齢によって参画するコンサルティング案件に違いはありますか?

多少は違いがあります。若手の場合は資料作成等の手を動かす案件が多いですが、30代〜40代はプロジェクトマネジメントを求められる案件が多くなります。50代〜60代になるとその領域の知見を共有するようなアドバイザリーの案件が中心となります。

『HiTalent』で紹介する案件の特徴について教えてください。

新規事業支援、M&A支援(Pre DDやPMI・バリューアップ支援等)、最新技術に関する調査・戦略策定支援(生成AIやWe3等)、サステナビリティ対応支援などが中心となっています。

案件の発注元については、「事業会社から直接依頼される案件」と「コンサルティングファームから依頼される案件」があり、割合は50:50となっています。

事業会社から直接依頼される案件については、大半の依頼主が東証プライム上場企業です。
経営企画部門、事業企画部門、M&A関連の部署、研究開発部門(自社の技術を活用した新規ビジネスを検討)等からの依頼が中心となっており、今後はCxOがカウンターパートとなる案件も増やしていく予定です。

コンサルティングファームの案件については、大手コンサルティングファームからの依頼もありますが、戦略ファームやBig4にいた方が立ち上げたブティックファームからの依頼が多くなっています。
また、AIソリューションを提供している会社に対して、ビジネス面の要件などを整理する人材として、フリーコンサルの方をご紹介することも多いです。

月額報酬単価の相場を教えてください。

案件によって幅はありますが、フリーコンサルの方には150〜250万円程度をお渡しすることが多いです。
優秀なフリーコンサルの方を集めているからこそ、高単価な案件の紹介が可能となっています。

また、事業会社から直接依頼をうけたプライム案件が多いことも高単価を実現できている理由の1つです。
弊社では営業でのクライアント開拓に加え、『HiTalent』に登録しているフリーコンサルの方からクライアントを紹介していただけることもあります。

また、『HiTalent』に登録している50代〜60代の方の中でネットワークが豊富な方に、弊社の顧問となっていただき、クライアントを紹介いただく取り組みも行っています。弊社は、『HiTalent』にご登録いただいたフリーコンサルの方々のコミュニティ形成・運営を大事にしていますが、そういった取り組みが案件獲得にも良い効果をもたらしています。

案件に参画するフリーコンサルの方に対して、どのようなサポートがありますか?

基本的にはコミュニケーションツールを活用して、フリーコンサルの方がいつでも気軽に相談できる状態にしています。加えて、案件の初期や参画中は、月に1回程度プロジェクトの状況をお伺いするようにしています。

また、弊社ではコミュニティ運営を積極的に行っており、勉強会や交流会などの開催を通じて、優秀層で構成されたコミュニティへの参加機会を提供しています。

HiTalent(ハイタレント)

副業や兼業でも参画しやすい
「低稼働率案件」が豊富

フリーコンサルの方からは低稼働率の案件が人気ですが、
『HiTalent』では稼働率の低い案件を紹介していますか?

『HiTalent』の特徴の1つは、低稼働率の案件を多く紹介していることです。もともと私自身が起業家とフリーコンサルを兼業していた際に、大手の案件紹介プラットフォームでは高稼働率の案件が多く、稼働率の低い案件を探すのに苦労した経験があります。そのため、『HiTalent』では稼働率が50%未満の案件も積極的に紹介しています。

どのような方が副業としてフリーコンサル案件に参画していますか?

資金調達前の起業家の方が最も多いです。事業拡大のためのキャッシュフローや生活資金を得るために、副業としてフリーコンサル案件に参画されています。

また、戦略コンサルファームや投資銀行から事業会社に転職された方も多くいらっしゃいます。コンサルティングスキルや収入を維持するために、空いた時間でフリーコンサルとして活動されています。

副業案件はどのような案件が多いですか?

案件のテーマは前述のような、新規事業支援や経営企画支援等の戦略案件が中心ですが、稼働率が限られているため、手を動かす量が少ない案件となります。具体的には、平日に1〜2回はクライアントと会議を行ってコミュニケーションをとり、リサーチや資料作成等の作業は平日の夜や週末に行うような働き方が多いです。

ハイタレントならでは「コミュニティ」や
「チーム案件」が魅力

コミュニティ運営が『HiTalent』の特徴の1つですが、
コミュニティに参加することのメリットを教えてください。

フリーランスになると、切磋琢磨できる環境がなくなりがちです。しかし、『HiTalent』のコミュニティでは、他の優秀なフリーコンサルの方と切磋琢磨できます。これはコミュニティに参加するメリットの1つです。

また、フリーランスは寂しさや孤独感を感じることもありますが、コミュニティでフリーコンサルという新しい働き方をしている人同士の繋がり・友人関係ができる点も魅力だと考えています。

さらに、コミュニティ内で協業するパートナーが見つかるなど、ビジネス面でのメリットも期待できます。

フリーコンサルの方で構成された「チーム案件」への参画機会があることも特徴です。
チーム案件の魅力を教えてください。

フリーランスとして独立すると、コンサルファーム時代のようにチームで難しい課題解決に取り組む機会は減ります。実際、末端の作業だけを任される案件も少なくありません。

そういった中で、弊社が組成する「チーム案件」では、フリーコンサルの方のキャリアアップやスキルアップに繋がるようなチャレンジングな案件への参画機会を提供できています。

加えて、『HiTalent』でチームを組成する際は、コンサルファーム出身者だけでなく、投資銀行出身者やマーケター出身者とも協働することがあります。

例えば企業価値の向上を考えた時に、事業を考えられるコンサル出身者だけでなく、B/Sの視点から考えられる投資銀行出身者や実際のマーケティング施策を理解しているマーケター出身者も含めたチームで協働することで、フリーコンサルの目線が1つ上がります。その結果、クライアントに対してより優れたアウトプットも提供できます。

フリーコンサルの“次のキャリア”まで支援

『HiTalent』ではフリーコンサル案件の紹介だけでなく、転職案件も紹介しているそうですが、転職サービスを始めた背景や転職例を教えてください。

クライアントとフリーコンサルの双方からのニーズを受けて、転職案件の紹介を始めています。

クライアント側からは、自社にフィットしているフリーコンサルの方には社員として働いてほしいというニーズがあります。一方でフリーコンサル側も「次のキャリアをどうするか」で悩んでいることが多いです。近年フリーコンサルの方が増加していますが、50代の壁などが存在するため、次のキャリアに悩まれる方も少なくありません。そのような双方のニーズをマッチングするために転職案件の取り扱いも行っています。

ただし、一般的な企業の給与テーブルは、フリーコンサルの方の給与水準と合わないことが多いのが実情です。そのため、大手企業への転職よりも、スタートアップのCxOポジションやPEファンドが投資する中堅企業のCxO・部長クラスへの転職が中心となっています。

フリーコンサルになる目的を
明確にすることが重要

フリーコンサルとして独立する際に必要なスキルや心構えはありますか?

柔軟な対応ができる人が活躍しやすいと感じています。コンサルファーム出身者は、最初に明確にスコープを決め、そのスコープ内でプロジェクトを進めていくやり方に慣れていることは理解しています。しかし、プロジェクトを進める中で、クライアントが方向性を変更したいと考えることもあります。そのような時に柔軟に対応できる人の方が、フリーコンサルとしては上手くいくケースが多いと感じています。

また、「フリーコンサルを通して何を得たいのか」を明確にしておくことも重要です。もちろん、フリーランスの柔軟な働き方が好きで、長くフリーコンサルとして活動するという選択肢もあります。しかし、フリーコンサルを一生の仕事にするつもりはない方が大半です。

「一定期間“稼ぐ”ことにフォーカスする」「スキルアップを目指して経験のない案件に数多く参画する」「起業資金集めや起業に必要なケイパビリティの獲得を目指す」等、フリーコンサルとして活動する目的を明確にしておいた方がフリーコンサルとして活躍しやすいと感じます。

他にフリーコンサルとして長く活躍している方の特徴はありますか?

これはフリーランスだからというわけではなく、コンサルタント全員に求められることだと思いますが、やはり「言われたことだけでなく、その人なりの意見・インサイトを提供できる方」が活躍し続けられると感じています。

フリーコンサル案件のクライアントの中には、忌憚のない意見を求める企業も多くあります。クライアントに迎合しすぎずに、言われたことプラスアルファの価値を提供することが大切です。

ハイタレント(HiTalent)

今後は海外クライアントの案件なども
取り扱う予定

最後にフリーコンサル市場に対する見通しや『HiTalent』の今後の展望を教えてください

フリーランスコンサルタントの方は今後も増えていくだろうと考えています。もちろん、国内のコンサルティング業界の成長がいつまで続くのかという視点はあります。しかし、コンサルタントの中でフリーランスという働き方を選択する方は増えていくはずです。

『HiTalent』としては、引き続きフリーコンサルの方と国内企業のマッチングに力をいれつつ、海外への進出も計画しています。具体的には、『HiTalent』に登録している日本のフリーランスの方と海外企業とのマッチングを進めていく予定です。

現在『HiTalent』に登録している方の中には、海外案件に興味を持つ方も多くいらっしゃいます。一方で、海外企業側も日本市場へ参入する際、英語を話せる優秀な日本人の支援を求めています。海外案件への進出は、案件紹介プラットフォームの中でも、弊社ならではの特徴であると考えています。

—今後は海外案件も拡充していくとのことで益々魅力的なプラットフォームになりそうですね!
本日はお時間をいただきありがとうございました!

\戦略系のフリーコンサル案件多数!
副業向けの低稼働案件も!/