週1日～3日のフリーコンサル案件の探し方ガイド

フリーランスコンサルタント向けの案件を探している方の中には、週1日～3日程度の稼働の案件を探している方も多いのではないでしょうか。

• 子育てや介護などのプライベートに重きを置きたい
• 自社事業と兼業したい

など様々な理由から、週1日～3日程度のコンサル案件は人気を集めています。本記事では、週1日～3日程度のコンサル案件の探し方や注意点について詳しく解説します。

低稼働案件を探している方はこちらの記事もご覧ください。

週1日～3日（稼働率20%～60%）案件の探し方

効果的な案件探しのステップは以下の通りです。Step1から順に試していくことで、週1日～3日の案件に出会える可能性が高まります。

Step1：案件数が豊富な大手案件マッチングサービスに登録して探す

週1日～3日程度の稼働の案件は、市場全体の1~3割程度くらいの印象で、そもそも案件数が少ないです。

週1日～3日案件は、一部のタスクを切り出してフリーランスコンサルタントに依頼する案件（コンサルタントやシニアコンサルタントクラス想定）や、PMなどのロールのみをフリーランスコンサルタントに依頼する案件（マネージャー以上を想定）の2パターンが主です。

こうした案件は、案件数が豊富な大手の案件マッチングサービス・エージェントに登録して探すのが最も効果的です。これらのサービスでは、ウェブ上で稼働率を設定して案件検索ができたり、希望条件を登録しておくことで非公開案件を個別で案内してもらえる可能性があります。

大手案件マッチングサービスは基本的には上場企業が運営しているサービスとなります。

Step2：できるだけ多くのマッチングサービスに登録して探す

タイミングによっては、週1日～3日案件が少なく、なかなか見つからないこともあります。1週間ほど経ってもうまくいかない場合は、登録する案件マッチングサービスの数を増やしてみましょう。初回面談やメールの対応など煩わしい部分もありますが、一時的なものです。週1日～3日案件を紹介してもらえるチャンスを増やすことが重要です。

ただし、むやみにたくさんのサービスに登録するのは非効率です。自分が探している案件が戦略・業務寄りなのか、IT寄りなのかで、登録すべきサービスを選ぶとよいでしょう。

Step3：当初は高稼働で参画し、継続時に週1日～3日の稼働にしてもらう

たくさんのエージェントやマッチングサービスに登録しても、全く週1日～3日の案件が見つからないこともあります。キャッシュに余裕があれば案件が出てくるまで待つという選択肢もありますが、できるだけ早く案件を見つけたい方もいるでしょう。

そのような場合は、当初は80%～100%程度の高稼働で案件に参画し、クライアントの信頼を獲得したうえで、案件継続時に稼働を下げてもらうという方法があります。パフォーマンスが認められれば、クライアントから継続支援を求められることも多いです。その際に稼働率の交渉が可能となり、ロールなどを変えつつ週1日～3日程度で案件に関与し続けるという方法があります。

実際に、このような形で複数の低稼働案件を同時並行で回している方もいます。

週1日～3日案件を探す際の注意点

稼働率だけでなく、契約期間も確認する

稼働率だけでなく、契約期間も確認することが重要です。例えば、稼働率50%で募集している案件でも、契約期間が2週間の場合、1か月換算すれば稼働率が50%ということです。つまり、実際の稼働時は100%（週5日）を求められることになります。また、稼働に繁閑があり、平均すると50%程度というケースもあるかもしれません。

稼働率だけを見て安易に判断せず、実際の働き方が自分のイメージと合っているかを必ず確認しましょう。