【フリーコンサル必見】低稼働案件の魅力と注意点を徹底解説!

フリーランスコンサルタントとして案件を受ける際に、低稼働の案件に参画したいと考えている方は多いのではないでしょうか。

実際、低稼働案件は、複数案件に参画できる、本業と両立させやすい、ワークライフバランスが調整できるなどのメリットがあり、人気が高いです。

本記事では、フリーコンサル向けの低稼働案件の特徴や応募・参画する際の注意点、成功のためのポイントを解説します。また、低稼働案件に参画するためのおすすめの案件仲介エージェント・マッチングサービスも紹介するので、低稼働案件に興味があるフリーランスコンサルタントの方はぜひ参考にしてください。

目次

低稼働のフリーコンサル案件はある

結論から申し上げると、フリーコンサルタントを募集する際に、低稼働条件を設定している案件は数多く存在します。一般的に、稼働率が60%以下の案件が低稼働と呼ばれ、多くの場合、週3日以下の勤務となります。

フリーコンサルタントとして活動する方々の中には、自社事業を行いながら副業としてコンサルティングを提供したい方や、複数の案件を同時に受けたい方、ワークライフバランスを重視してフルタイムでの稼働を避けたい方などがいます。このような方々から、低稼働案件へのニーズが特に高くなっています。

一方、依頼主である企業側も、フルタイムでのコンサルタント関与は必要ないものの、特定の領域で専門知識を持つプロフェッショナルによる部分的な支援を求めているケースがあり、そのため低稼働案件が募集されています。

ウェブ上で公開されている500件の案件データを分析したところ、稼働率が60%未満の案件は約3割ほどあり、数は多くはないものの、実際に低稼働率の案件があることを示しています。

(参考:【500案件の単価データを分析】フリーランスコンサルタントの年収シミュレーション

稼働率案件数の割合
20%未満1%
20%5%
40%16%
60%5%
80%13%
100%59%
稼働率別の案件数割合

低稼働率案件の特徴

低稼働率案件は、主に以下の2種類に分類されます。

  1. マネジメントロールで参画する案件
  2. 切り出された特定のタスクを短期間で実施する案件

1. マネジメントロールで参画する案件

低稼働案件において多くみられる業務内容の1つが、マネジメントロールでの参画です。
例えばコンサルティングファームがフリーコンサルを募集する案件の中には、マネジメントロールとスタッフロールの2名を同時に募集するケースがあります。この場合、スタッフロールの稼働率は100%に設定されていることが多いのに対し、マネジメントロールは実作業を想定していないため、稼働率が60%以下に設定されていることがあります。マネジメントロールで参画する際は、プロジェクトに参画しているコンサルタントのアウトプット品質管理や、プロジェクト全体の管理(クライアントとの折衝や期待値コントロールなど)が主な業務となります。

また、エンドクライアントから直接依頼される案件の中にも、クライアント側のスタッフが中心となって実作業を行うプロジェクトにおいて、プロジェクトマネージャーとしての役割を求められるケースがあります。このような案件でも、実作業があまり発生しないため、低稼働率での募集となる傾向があります。

2. 切り出された特定のタスクを短期間で実施する案件

低稼働案件で多いもう1つの案件は、特定のタスクを短期間で実施することを求める案件です。
例えば、コンサルティングファームが進行中の案件において、トラブルやスコープの変更、メンバーの急な欠員などにより短期的に工数が不足した場合、調査や資料作成といった特定のタスクのみを切り出し、フリーコンサルタントに依頼することがあります。このような募集は、急な事情によって発生する場合もあれば、プロジェクトの特定期間のみ人員を増強してデリバリーするプランの一環として、当初から計画されている場合もあります。

このような案件では、プロジェクト全体の進め方や論点を考えるというよりも、切り出された作業を確実かつスピーディに遂行することが求められます。フリーコンサルタントにとっては、タスクが明確であるため、稼働の見通しが立てやすいというメリットがあるといえるでしょう。

低稼働案件の単価感

低稼働案件の単価は、通常の単価と大きく異なることはありません。
ウェブ上で公開されている約500件の案件データを分析したところ、稼働率60%以下の案件の平均単価は約154万円であり、全体平均の149万円をわずかに上回る程度で、顕著な差は見られませんでした。ただし、フリーコンサルタントの場合、元々の単価が高いため、低稼働であっても相応の報酬を得ることが可能です。例えば、月額単価150万円の案件に50%の稼働率で参画した場合、月々75万円の報酬となります。これは、コンサルティングファームに在籍していた際の給与と同等か、やや上回る金額といえるでしょう。

低稼働率案件に応募・参画する際の注意点

人気が高く応募者が多いため、参画できるかは分からない

フリーランスのコンサルタントにとって、低稼働案件は非常に人気が高く、応募者が多数集まる傾向があります。そのため、魅力的な案件を見つけたとしても、実際に参画できるかどうかは保証されません。

低稼働案件は、本業の傍らで収入を得たい起業家、複数の案件に参画して高収入を目指すコンサルタント、プライベートを優先して稼働率を抑えたいコンサルタントなど、様々な背景を持つ人材からの需要が高いため、応募が殺到する傾向があります。依頼元は複数の候補者と面談を行い、最も適したフリーコンサルタントを選定します。あなたよりも案件の内容に適した能力や経験を持つ候補者がいれば、その方が選ばれる可能性があります。したがって、あなたに合った適切な内容の案件に応募すること及び高いスキルや専門知識を有していることが、選ばれるためのポイントとなるでしょう。

本当に低稼働でデリバリーできるかは分からない

コンサルティングファームでのプロジェクトと同様に、フリーコンサルタントとして参画する案件においても、想定外の事態が発生し、一時的に稼働率が上昇してしまうことがあります。

コンサルタントには、そのようなリスクを事前に把握し、プロジェクトを予定通りに遂行することが求められますが、完全に防ぐことは困難です。そのため、プロジェクトに参画した際、一時的に稼働率が上がる可能性があることを理解しておく必要があります。もちろん、一時的に稼働率が上昇した場合は、後続の期間で稼働率を調整するなどの対応が考えられますが、短期間のプロジェクトではそれが難しいこともあります。また、コンサルタントには稼働時間ではなく、アウトプットの品質が求められるため、つい稼働率を上げて働いてしまうこともあるでしょう。その是非はさておき、そういった可能性を事前に理解しておくことが重要です。

ただし、実際の稼働率が事前の契約内容と大きく乖離している場合は、エンドクライアントや仲介エージェントに相談し、稼働率の調整を依頼すべきでしょう。

低稼働率案件で成功するためのポイント

スコープと期待値を明確にする

低稼働案件では、限られた時間を効率的に活用することが不可欠です。そのためには、プロジェクトのスコープを明確に定義し、自身に求められる役割やアウトプットを明らかにすることが重要です。これにより、無駄な作業に時間を取られることなく、価値ある業務に集中することができます。可能であれば、参画前のクライアントとの面談や仲介エージェントとのやり取りの段階で、これらの点を明確にしておきましょう。プロジェクト開始時には、最終的なアウトプットのイメージ、そこに到達するための道筋、想定されるリスクと対応策を洗い出しておくことが重要です。

プロジェクトのために稼働する時間を固定する

時間を効率的に活用するためのもう一つのコツは、プロジェクトのために稼働する曜日や時間帯を固定することです。稼働率60%の案件では、週3日×8時間の稼働が求められる場合もあれば、週5日×4時間程度の稼働が求められるケースもあります。いずれの場合も、曜日や時間帯を固定し、その時間はプロジェクトの業務に集中することが重要です。これにより、本業や他の案件とうまく棲み分けながら、効率的に業務を進めることができます。もちろん、クライアントとの会議調整や自身の他の都合によって、必ずしも固定できるとは限りませんが、だらだらと作業を続けたり、逆に先延ばしにしてしまったりしないためにも、”時間を決める”ことが重要なポイントとなります。

低稼働率案件の探し方

低稼働案件を探す際には、フリーコンサルタント向けの案件仲介エージェントやマッチングサービスに登録することがおすすめです。これらのサービスに登録することで、低稼働案件を紹介してもらうことができます。登録時には、希望する稼働率についてのヒアリングが行われるため、自身の希望に合った稼働率を伝えることが重要です。そうすることで、その条件に合致した案件が発生した際に、優先的に紹介を受けることができるでしょう。

低稼働率案件を探す方におすすめのエージェント・マッチングサービス

【戦略・業務領域】おすすめの案件仲介サービス

戦略・業務領域が得意な方へのおすすめの案件仲介サービスは以下のサービスです。

Strategy Consultant Bank

Strategy Consultant Bank
サービス名:
運営会社:株式会社Groovement
サービスの特徴
  • 独自ルートで仕入れた上流案件が豊富であり、戦略ファーム出身者や総合コンサルファームで
    ビジネスサイドの案件に従事していたコンサルタントに適した案件が多数揃う。
  • 大手コンサルティングファーム出身者が仲介エージェントとして案件を紹介・サポートするため、
    コンサルタントの得意領域を的確に理解し、紹介案件とのマッチング精度が高い。
  • 登録者への案件紹介は、メールなどによる一括配信ではなく、
    担当エージェントが個々のコンサルタントに合った案件を厳選して提供

週4~5日の稼働が求められる案件が7~8割を占めているものの週1~3日稼働の案件もあり、高単価案件が豊富なためオススメです。

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プロフェッショナルハブ

プロフェッショナルハブのサービス画像
サービス名:
運営会社:株式会社エル・ティー・エス リンク
サービスの特徴
  • 東証プライム上場のコンサルティング会社である親会社」が持つネットワークを用いて、
    様々なテーマの独自案件を多数保有。
  • 大手事業会社やコンサルティングファーム、SIerからプライム案件を仕入れており、
    高単価の案件をとりそろえている。
  • 勉強会や研修を通してスキルや知見の幅を拡げる機会も提供。

低稼働、スポット稼働、地方や副業・顧問案件など幅広い種類の案件から希望に沿った案件を紹介してくれます。

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アビリティクラウド

アビリティクラウド
サービス名:
運営会社:イグニション・ポイント フォース株式会社
サービスの特徴
  • 2014年創業のコンサルティングおよびスタートアップ投資事業を行うイグニション・ポイント(2022年に電通グループに参画)の子会社が運営するフリーランスコンサルタント向けの
    案件仲介サービス。
  • イグニション・ポイントの顧客ネットワークを活用し、150~200万円前後の高単価な
    プライム案件を多数保有

親会社のイグニションポイントが大手企業などから直請けした
プライム案件など、案件数が豊富なため、自分に合った案件が見つかる可能性が高いです。

\親会社が直請けしたプライム案件が豊富!/

【IT・システム領域】おすすめの案件仲介サービス

IT・システム領域が得意な方へのおすすめの案件仲介サービスは以下のサービスです。

High Performer Consultant

High Performer Consultant
サービス名:
運営会社:INTLOOP株式会社
サービスの特徴
  • フリーランスコンサルタント向けの案件紹介を20年行なっているINTLOOP社が提供する案件仲介サービス
  • PMO案件が全体の60%を占めており、テクノロジー・システム領域のPM/PMO経験者に適した案件が多い
  • 業界最速水準の月末締翌月15日払いの支払いサイト

特にIT・PMO領域に強く、案件の多さはトップクラスのため、IT・PMO領域の経験を持つフリーコンサルの方にはおすすめです。

戦略・業務・ITすべての案件が豊富!/

BTCエージェント for コンサルタント

BTCエージェントのサービス画像
サービス名:
運営会社:株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング
サービスの特徴
  • 世界50か国以上で事業を展開する欧州最大のコンサルティングファーム「Capgemini」の子会社が運営するフリーコンサル向けの案件仲介サービス。
  • 運営元のBTCは数多くの大手クライアントやメガベンチャーとの付き合いがあり、
    非公開の独自案件を多数保有
  • フリーランスPMO・ITコンサルタント専門のため、システムプロジェクトのPMO案件を希望するコンサルタントなどは自分に合った案件を見つけやすい。
  • 定期的なフォローやクライアントからの評価フィードバックを実施し、
    クライアントと直接相談しづらい問題や金額交渉等も仲介して解決してくれる。

システム領域に強い会社が運営しているため、IT領域に専門性を持つフリーコンサルは、自分のスキルや経験に合った最適な案件を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。

システム領域に強い会社による運営だから安心!/

デジタル人材バンク

デジタル人材バンクのサービス画像
サービス名:
運営会社:株式会社クラウド人材バンク
サービスの特徴
  • DXやデジタル化案件に特化して案件を集めており、「一部上場企業」から「億単位の調達を実施したスタートアップ」まで様々な規模の企業の案件が揃う。
  • 経営コンサルタントとしての経験豊富なエージェントが、クライアントから直接取ってきた高単価な案件が多く、平均人月単価は193万円

プライム案件が多く、平均単価が193万円と高単価の案件が多い点が魅力です。

\高単価なIT案件ならこちら!/

まとめ

以上、フリーコンサル向けの低稼働案件の特徴や応募・参画する際の注意点、成功のためのポイント、そしておすすめの案件仲介エージェント・マッチングサービスを解説してきました。

本記事が、低稼働案件を検討するフリーコンサルタントの方々にとって、参考になる情報を提供できていれば幸いです。自分に合った低稼働案件を見つけ、フリーコンサルタントとしてのキャリアを充実させていただければと思います。

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