フリーランスコンサルタントが知っておくべきエージェントに支払う「マージン」の割合と仕組み

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フリーコンサルタントとして独立を検討中の方や、独立準備を進めている方の中には、案件仲介を行うエージェントやマッチングサービスに支払う「手数料(マージン)」について気になっている方も少なくないでしょう。

本記事では、一般的な手数料(マージン)の割合や、その発生タイミングなどについて詳しく解説します。

目次

手数料(マージン)とは?

手数料(マージン)とは、フリーランスコンサルタントが案件仲介エージェントを利用して案件に参画した際に、エージェントに対して支払う費用のことを指します。

エージェントは、以下のようなサービスを提供しており、その対価としてクライアントから支払われる報酬の一定割合をフリーランスコンサルタントから受け取ります。

  • コンサルティング案件獲得のための営業活動
    (クライアントへの営業や提案資料の作成、コミュニケーションコスト)
  • フリーランスコンサルタントに対するサポート
    (スキルや実績のヒアリング、案件紹介、プロジェクト期間中のフォローアップ等)

さらに、エージェントによっては開業や税金対策のサポート、ナレッジツールやスキルアップ研修、フリーコンサルタント同士のネットワーキングイベントなどの機会を提供している場合もあります。

エージェントを利用することの最大のメリットは、独立した個人であっても、大手企業やコンサルティングファームが発注する案件に参画できることです。マージンの支払いに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、自分自身で営業活動を行い、案件機会を発掘するためのコストを考慮すると、手数料(マージン)を支払うことは当然のことと言えるでしょう。

フリーコンサルエージェントの手数料(マージン)はどれくらい?

フリーコンサルタント向けの案件仲介エージェントの多くは、マージンを非公開にしています。しかし、一部のエージェントはマージンを公開しており、そのデータと類似業界であるフリーランスエンジニアのマージン率を参考にすると、一般的なマージンは8%~25%程度と推定されます。

例えば、フリーコンサルタント向けの案件仲介サービス「Pro Connect」は、プラットフォームサイトを通じてフリーコンサルタントが企業と直接契約する場合のマージン率を8%、仲介エージェントを経由して企業と契約した場合は15%と公開しています。また、DX案件に特化した「RIRIKU」は、基本的にマージン率を10%とする明朗会計を採用しています。他にも、高単価案件が多いSAP案件に特化した「GranPaz Agent」はマージン率を13%に設定し、様々な領域・テーマの案件を取り扱う「THE CONSUL」はマージン率を8%以上としています。

公開されているサービスのマージン率は、主に8%~10%台前半に集中しており、非常に良心的な設定となっています。非公開のサービスについても、マージンを高く設定し過ぎると、競合サービスに優秀なフリーランスコンサルタントを引き抜かれるリスクがあるため、最大でも20%程度のマージンに収まっていると考えられます。営業活動や手厚いサポートにかかるコストを考慮すると、これらのマージン設定は妥当なものと言えるでしょう。

手数料(マージン)が発生するタイミング

マージンは商流にステークホルダーが介在するたびに発生します。

例えば、案件仲介サービス事業者であるA社が、事業会社から直接案件の引き合いを受け、フリーランスコンサルタントに紹介し、参画が決まった場合、マージンはA社に対して支払われます。

1次請けの場合の商流

一方、A社が自社のコンサルタント人材データベースの中で適切な人材を見つけられない場合、他の案件仲介サービス事業者であるB社やC社へ案件情報を共有します。B社が自社のデータベースに登録しているフリーランスコンサルタントに2次請け案件として紹介し、案件参画が決まった場合、A社およびB社に対してマージンの支払いが発生します。

二次請けの場合の商流

つまり、商流に介在するステークホルダーが増えるほど、マージンの発生回数が増え、フリーランスコンサルタントが受け取れる報酬金額が少なくなっていきます。

このようにフリーランスコンサルタント市場は、典型的な多重下請け構造となっています。

手数料(マージン)の割合を気にするよりも、自分の得意な案件を一次受け案件として紹介してくれるエージェントを見つけよう

マージンの発生するしくみを理解すると、エージェント単体が設定しているマージンの割合よりも、自分の得意な領域やテーマの案件を、エンドクライアントから直接受注し、プライム案件として紹介してくれるエージェントを見つけることが、フリーランスコンサルタントにとって重要であることは明らかです。

そのためには、案件仲介サービスに登録する際に、複数のサービス(目安は5つ以上)に登録することをおすすめします。複数のサービスから実際に紹介される案件情報を確認・比較することで、自分自身に最適なエージェントを見つけることができるでしょう。

おすすめの案件仲介エージェント・マッチングサービス

【全領域に強い大手】おすすめの案件仲介サービス

Pro Connect

Proconnectのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社WorkX
サービスの特徴
  • 平均単価は150万円/人月の高単価&ハイクラスな案件が中心
  • 毎月300件以上の新規案件を取り扱いだから、自分に合った案件が見つかる
  • 新規事業開発、戦略策定、業務改善、システム導入/構築、デジタルマーケティング、人事、データ分析と非常に幅広い案件を紹介
  • マイページから案件を探したり、企業からのスカウトを受け取ったりすることも可能。

毎月300件以上の新規案件・平均単価150万円!/

POD(Professional On Demand)

PODのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:ランサーズ株式会社
サービスの特徴
  • 日本最大級のクラウドソーシングサービスを運営するランサーズが提供する
    フリーコンサル向けの案件仲介サービス。
  • 非公開案件が全体の85%を占めており、独自ルートで開拓した高単価案件が多数。
  • 10年以上のサービス運営で培った豊富なノウハウ、稼働後の手厚いサポート

利用者コメント

  • ヒアリングがとても丁寧で、業務内容や場所、報酬が私の希望にマッチする案件を早々に紹介してもらえました。また、クライアントとの面談に向け、案件の詳細に加え、面談相手がどんな方か、役職だけでなく人間性に関する情報も提供してくれるなど、手厚いフォローが受けられ、とても助かりました。(コンサルタントAさん)
  • POD以外にも2社のサービスに登録しましたが、PODが一番丁寧に対応してくれたため、現在に至るまで長く利用しています。(コンサルタントBさん)

上場企業運営・10年以上の運営実績!/

High Performer Consultant

High Performer Consultant
サービス名:
運営会社:INTLOOP株式会社
サービスの特徴
  • フリーランスコンサルタント向けの案件紹介を20年行なっているINTLOOP社が提供する案件仲介サービス
  • PMO案件が全体の60%を占めており、テクノロジー・システム領域のPM/PMO経験者に適した案件が多い
  • 業界最速水準の月末締翌月15日払いの支払いサイト

戦略・業務・ITすべての案件が豊富!/

プロフェッショナルハブ

プロフェッショナルハブのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社エル・ティー・エス リンク
サービスの特徴
  • 東証プライム上場のコンサルティング会社である親会社」が持つネットワークを用いて、
    様々なテーマの独自案件を多数保有。
  • 大手事業会社やコンサルティングファーム、SIerからプライム案件を仕入れており、
    高単価の案件をとりそろえている。
  • 勉強会や研修を通してスキルや知見の幅を拡げる機会も提供。

\プライム上場グループ運営で案件の量・質に強い!/

【戦略・業務領域】おすすめの案件仲介サービス

アビリティクラウド

アビリティクラウド
サービス名:
運営会社:イグニション・ポイント フォース株式会社
サービスの特徴
  • 2014年創業のコンサルティングおよびスタートアップ投資事業を行うイグニション・ポイント(2022年に電通グループに参画)の子会社が運営するフリーランスコンサルタント向けの
    案件仲介サービス。
  • イグニション・ポイントの顧客ネットワークを活用し、150~200万円前後の高単価な
    プライム案件を多数保有

\親会社が直請けしたプライム案件が豊富!/

foRPRO

foRPROのサービス画像
サービス名:
運営会社:株式会社Regrit Partners
サービスの特徴
  • 2017年創業で急成長中のコンサルティングファームRegrit Partnersが運営
  • DX関連プロジェクト特化型のフリーコンサル向け案件仲介サービスのため、
    DX構想策定からデジタルツール導入などのDX関連の案件を多数保有。
  • 非公開プライム案件を取り揃えており、高単価案件(案件平均単価150~200万円)が豊富。

\マッチングの高さや手厚いフォローアップが魅力!/

Strategy Consultant Bank

Strategy Consultant Bank
サービス名:
運営会社:株式会社Groovement
サービスの特徴
  • 独自ルートで仕入れた上流案件が豊富であり、戦略ファーム出身者や総合コンサルファームで
    ビジネスサイドの案件に従事していたコンサルタントに適した案件が多数揃う。
  • 大手コンサルティングファーム出身者が仲介エージェントとして案件を紹介・サポートするため、
    コンサルタントの得意領域を的確に理解し、紹介案件とのマッチング精度が高い。
  • 登録者への案件紹介は、メールなどによる一括配信ではなく、
    担当エージェントが個々のコンサルタントに合った案件を厳選して提供

\ 戦略・業務案件に強い!/

フリーコンサルBiz

フリーコンサルBizのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:アクシスコンサルティング株式会社
サービスの特徴
  • コンサル業界の転職に強いことで知られる「アクシスコンサルティング」が運営する
    フリーランスコンサルタント向けの案件仲介サービス。
  • 正社員紹介業を通じて構築した幅広い企業ネットワークから、
    他社エージェントにはない高単価や最先端の案件を紹介。
  • コンサルティング会社やPE(プライベート・エクイティ)などから受注する
    独占プライム案件の量と質に強み

独自ルートによるプライム(直請け)案件が豊富!/

【IT・システム領域】おすすめの案件仲介サービス

BTCエージェント for コンサルタント

BTCエージェントのサービス画像
サービス名:
運営会社:株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング
サービスの特徴
  • 世界50か国以上で事業を展開する欧州最大のコンサルティングファーム「Capgemini」の子会社が運営するフリーコンサル向けの案件仲介サービス。
  • 運営元のBTCは数多くの大手クライアントやメガベンチャーとの付き合いがあり、
    非公開の独自案件を多数保有
  • フリーランスPMO・ITコンサルタント専門のため、システムプロジェクトのPMO案件を希望するコンサルタントなどは自分に合った案件を見つけやすい。
  • 定期的なフォローやクライアントからの評価フィードバックを実施し、
    クライアントと直接相談しづらい問題や金額交渉等も仲介して解決してくれる。

システム領域に強い会社による運営だから安心!/

デジタル人材バンク

デジタル人材バンクのサービス画像
サービス名:
運営会社:株式会社クラウド人材バンク
サービスの特徴
  • DXやデジタル化案件に特化して案件を集めており、「一部上場企業」から「億単位の調達を実施したスタートアップ」まで様々な規模の企業の案件が揃う。
  • 経営コンサルタントとしての経験豊富なエージェントが、クライアントから直接取ってきた高単価な案件が多く、平均人月単価は193万円

\高単価なIT案件ならこちら!/

CONSULTANT DATA BANK

CONSULTANT DATA BANKのサービス画像
サービス名:
運営会社:KICK ZA ISSUE 株式会社
サービスの特徴
  • マッチングプラットフォーム型のサービスで、クライアントと直接契約が可能。
  • クライアント側が有料会員の場合は仲介手数料がかからず、完全無料で案件獲得可能
  • 1時間のスポット案件から長期間のプロジェクトまで、様々な案件が掲載。
  • コンサルタント同士のナレッジシェアや仕事の発注など、フリーコンサル同士が交流・協業できるSNS機能が利用可能。

\スポット案件や副業案件の豊富!/

エミリーコンサルタント

サービス名:
運営会社:株式会社ビスタクルーズ
サービスの特徴
  • 月額160~200万円の高額案件中心
  • 15年以上の信頼と実績があるので、独自案件を受注できる
  • 専属のキャリアアドバイザリーコンサルタント(CAC)がサポート

\月額160~200万円の高額案件中心!/

まとめ

フリーランスコンサルタントにとって、案件仲介エージェントのマージン率は気になるポイントですが、一般的なマージンは8%~25%程度と推定されます。マージンは商流に介在するステークホルダーが増えるほど発生するため、自分の得意な領域の案件を一次受け案件として紹介してくれるエージェントを見つけることが重要です。そのためには、複数の案件仲介サービスに登録し、実際に紹介される案件情報を比較検討することをおすすめします。

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