コンサル出身の起業家必見!フリーコンサルを兼業するメリットと注意点

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コンサルティングファーム出身の起業家の中には、自社事業の立ち上げや拡大に取り組みながら、フリーコンサルとしても働くことについて検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

事実、コンサルタント出身の起業家の中には、自社のサービスやプロダクトの開発に注力しながら、フリーコンサルタントとしても活躍している方が数多くいます。

本記事では、「起業家がフリーコンサルとして働くことのメリット」「気をつけるべき点」「おすすめの案件仲介・マッチングサービス」について詳しく解説していきます。

\ 本記事で分かること /
  1. 起業家がフリーコンサルとして働くことのメリットが分かる
  2. 起業家がフリーコンサルとして働く際に気をつけるべき点が分かる
  3. 起業家がフリーコンサル兼業する際におすすめの案件仲介・マッチングサービスを知れる

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おすすめの案件仲介・マッチングサービス

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目次

起業家はフリーコンサルとして働けるのか?

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結論から申し上げると、起業家、特にコンサルティングファーム出身の起業家は、フリーコンサルタントとして働くことが可能です。

フリーランスのコンサルタントとは、コンサルティングファームに所属せずに、独立した個人としてコンサルティングサービスを提供するプロフェッショナルを指します。

コンサルティングサービスの活用が広く普及するにつれて、「チームではなく個人のコンサルタントを起用したい」「スポット的な支援を求めている」などのニーズが高まり、大手企業でもコンサルティングファームではなく、フリーランスのコンサルタントに業務を委託するケースが増加しています。

フリーランスのコンサルタントの月額報酬は通常100~150万円程度であり、短期間でも高い報酬を得ることが可能です。そのため、近年ではコンサルティングファームに所属するコンサルタントがフリーコンサルタントとして独立するケースが増えています。

実は、起業家の中にも、主に自社事業に注力しながら、フリーコンサルタントとしても活動している方がおり、特にコンサルティングファーム出身の起業家に多く見られるようになってきました。以前は個人が企業からコンサルティングの仕事を受注することは容易ではありませんでしたが、最近ではフリーコンサルタント向けの案件仲介・マッチングサービスが数多く登場し、コンサル出身の起業家が短時間で簡単に案件を見つけられるようになっています。

基本的に、フリーコンサルタント向けの案件はコンサルティングファーム出身者を求めているため、コンサルティングファーム出身ではない起業家の場合、参画できる案件が見つからないこともあるでしょう。ただし、ITやPMOの知識を有している場合は、参画可能な案件が見つかる可能性もあります。そのため、興味がある場合は、まずは案件仲介・マッチングサービスなどに登録してみることをお勧めします。

起業家がフリーコンサルとして働くメリット

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①フリーコンサルで稼いだキャッシュを自社事業に投資できる

起業家がフリーコンサルタントとして働く最大のメリットは、フリーコンサルタントを通じて短期間で効率的に稼いだ収入を自社事業に投資できる点にあります。もちろん、コンサルティングワークはクライアントの重要な課題解決に向けた業務であり、たとえ低稼働の案件であっても、責任を持ってデリバリーを行おうとすれば一定の工数が必要となります。そのため、起業家として自身の貴重なリソースを、フリーコンサルタントとしての活動に充てるべきか、それとも自社事業の成長に注力した方がよいのかは慎重に検討する必要があるでしょう。しかし、自社事業がまだ十分なキャッシュを生み出せない状況において、出資や融資を受けるという選択肢ではなく、自分たちで会社運営に必要な資金を稼ぐという選択をしたいケースもあります。その際、月額単価が平均的に150万円程度のフリーコンサルタントは1つの手段として考えられます。

②自社事業で活きる知見や人脈が得られる可能性もある

起業家がフリーコンサルタントとして案件を受ける際、自社事業と同じ業界や領域の案件に参画することで、自社事業に活用できる知見や人脈を獲得できる可能性があります。もちろん、コンサルティングワークを通じて取得したクライアントの機密情報などは、コンサルティングプロジェクト以外での利用が禁じられているため、自社事業で勝手に利用することはできません。しかし、その業界のクライアントが抱えている課題を理解したり、クライアントとの人脈を構築したりすることは、自社事業の立ち上げや成長において役立つ場合もあるでしょう。

③万が一起業が失敗しても、コンサルファームに戻りやすくなる

もし仮に自社事業での起業が失敗に終わった場合でも、フリーコンサルタントとしてスキルアップを継続し、実績を積んでいれば、コンサルティングファームへの復帰がスムーズになるでしょう。フリーコンサルタントとして活動することで、コンサルタントとしてのブランクを防ぐことができます。さらに、個人としての価値提供が求められるフリーコンサルタントとしての活動は、コンサルタントとしてのスキルアップにもつながります。

起業家がフリーコンサルをする場合に気をつけるべき点

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自社事業に支障をきたさないよう、稼働率や勤務形態に配慮した案件選択を

起業家がフリーコンサルタントとして活動する際は、自社事業に手が回らなくなることがないよう、稼働率や勤務形態に注意して、参画する案件を選ぶことが重要です。フリーコンサルタントとしての業務に時間を取られ過ぎ、自社のサービスやプロダクトの開発・営業に十分な時間を割けなくなってしまっては本末転倒です。

コンサルティングファームで働いていた方は、クライアントへの価値提供を重視する傾向があるため、フリーコンサルタントになっても、ついつい”やり過ぎてしまう”ことがあるかもしれません。そのため、起業家がフリーコンサルタントとしても活動する場合は、稼働率が低めの案件や勤務形態がフルリモートである案件を選択し、自社事業のための時間を確実に確保できるようにすることが大切です。クライアントにとっては、フリーコンサルタントが起業家であるか否かは関係なく、高い品質と迅速な対応を求めます。そのことを十分に理解したうえで、後々後悔することがないよう、案件選びには細心の注意を払いましょう。

自分の得意領域で高単価なプライム案件を豊富に抱えているエージェントを見つける

起業家がフリーコンサルタントとして働く際は、自身の貴重なリソースを投入するということを理解し、できる限り高単価な案件に参画することも重要です。この点において鍵となるのが、自分の得意領域・テーマにおいて、高単価なプライム案件(一次請け案件)を多数紹介してくれる案件仲介エージェントを見つけることです。

フリーコンサルタント向けの案件仲介・マッチングサービスは、多重下請け構造になっており、紹介された案件が実は複数の仲介エージェントを経由してきた3次請けや4次請け案件だったということもあります。この場合、間に入った仲介エージェントがそれぞれマージンを抜いているため、フリーコンサルタントに対する報酬は少なくなっています。そのため、例えば戦略・業務領域で案件を受注したいのであれば、戦略・業務領域においてエンドクライアントやコンサルティングファームから1次請けした案件を紹介してくれる案件仲介・マッチングサービスを探すことが賢明です。おすすめとしては、まずは同時に複数の案件仲介・マッチングサービスに登録し、紹介される実際の案件情報を比較しながら、自分に合ったサービスを見つけるとよいでしょう。

おすすめの案件仲介サービス

おすすめの案件仲介サービス

【戦略・業務領域】おすすめの案件仲介サービス

戦略・業務領域が得意な方へのおすすめの案件仲介サービスは以下のサービスです。

アビリティクラウド

アビリティクラウド
サービス名:
運営会社:イグニション・ポイント フォース株式会社
サービスの特徴
  • 2014年創業のコンサルティングおよびスタートアップ投資事業を行うイグニション・ポイント(2022年に電通グループに参画)の子会社が運営するフリーランスコンサルタント向けの
    案件仲介サービス。
  • イグニション・ポイントの顧客ネットワークを活用し、150~200万円前後の高単価な
    プライム案件を多数保有

\親会社が直請けしたプライム案件が豊富!/

foRPRO

foRPROのサービス画像
サービス名:
運営会社:株式会社Regrit Partners
サービスの特徴
  • 2017年創業で急成長中のコンサルティングファームRegrit Partnersが運営
  • DX関連プロジェクト特化型のフリーコンサル向け案件仲介サービスのため、
    DX構想策定からデジタルツール導入などのDX関連の案件を多数保有。
  • 非公開プライム案件を取り揃えており、高単価案件(案件平均単価150~200万円)が豊富。

\マッチングの高さや手厚いフォローアップが魅力!/

Strategy Consultant Bank

Strategy Consultant Bank
サービス名:
運営会社:株式会社Groovement
サービスの特徴
  • 独自ルートで仕入れた上流案件が豊富であり、戦略ファーム出身者や総合コンサルファームで
    ビジネスサイドの案件に従事していたコンサルタントに適した案件が多数揃う。
  • 大手コンサルティングファーム出身者が仲介エージェントとして案件を紹介・サポートするため、
    コンサルタントの得意領域を的確に理解し、紹介案件とのマッチング精度が高い。
  • 登録者への案件紹介は、メールなどによる一括配信ではなく、
    担当エージェントが個々のコンサルタントに合った案件を厳選して提供

\ 戦略・業務案件に強い!/

【IT・システム領域】おすすめの案件仲介サービス

IT・システム領域が得意な方へのおすすめの案件仲介サービスは以下のサービスです。

BTCエージェント for コンサルタント

BTCエージェントのサービス画像
サービス名:
運営会社:株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング
サービスの特徴
  • 世界50か国以上で事業を展開する欧州最大のコンサルティングファーム「Capgemini」の子会社が運営するフリーコンサル向けの案件仲介サービス。
  • 運営元のBTCは数多くの大手クライアントやメガベンチャーとの付き合いがあり、
    非公開の独自案件を多数保有
  • フリーランスPMO・ITコンサルタント専門のため、システムプロジェクトのPMO案件を希望するコンサルタントなどは自分に合った案件を見つけやすい。
  • 定期的なフォローやクライアントからの評価フィードバックを実施し、
    クライアントと直接相談しづらい問題や金額交渉等も仲介して解決してくれる。

システム領域に強い会社による運営だから安心!/

デジタル人材バンク

デジタル人材バンクのサービス画像
サービス名:
運営会社:株式会社クラウド人材バンク
サービスの特徴
  • DXやデジタル化案件に特化して案件を集めており、「一部上場企業」から「億単位の調達を実施したスタートアップ」まで様々な規模の企業の案件が揃う。
  • 経営コンサルタントとしての経験豊富なエージェントが、クライアントから直接取ってきた高単価な案件が多く、平均人月単価は193万円

\高単価なIT案件ならこちら!/

プロフェッショナルハブ

プロフェッショナルハブのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社エル・ティー・エス リンク
サービスの特徴
  • 東証プライム上場のコンサルティング会社である親会社」が持つネットワークを用いて、
    様々なテーマの独自案件を多数保有。
  • 大手事業会社やコンサルティングファーム、SIerからプライム案件を仕入れており、
    高単価の案件をとりそろえている。
  • 勉強会や研修を通してスキルや知見の幅を拡げる機会も提供。

\プライム上場グループ運営で案件の量・質に強い!/

案件紹介の量を確保するために、すべての方におすすめの大手案件仲介サービスは以下のサービスです。

High Performer Consultant

High Performer Consultant
サービス名:
運営会社:INTLOOP株式会社
サービスの特徴
  • フリーランスコンサルタント向けの案件紹介を20年行なっているINTLOOP社が提供する案件仲介サービス
  • PMO案件が全体の60%を占めており、テクノロジー・システム領域のPM/PMO経験者に適した案件が多い
  • 業界最速水準の月末締翌月15日払いの支払いサイト

戦略・業務・ITすべての案件が豊富!/

フリーコンサルBiz

フリーコンサルBizのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:アクシスコンサルティング株式会社
サービスの特徴
  • コンサル業界の転職に強いことで知られる「アクシスコンサルティング」が運営する
    フリーランスコンサルタント向けの案件仲介サービス。
  • 正社員紹介業を通じて構築した幅広い企業ネットワークから、
    他社エージェントにはない高単価や最先端の案件を紹介。
  • コンサルティング会社やPE(プライベート・エクイティ)などから受注する
    独占プライム案件の量と質に強み

独自ルートによるプライム(直請け)案件が豊富!/

まとめ

以上、起業家がフリーコンサルタントとして働くメリットや注意点、おすすめの案件仲介・マッチングサービスについて解説してきました。

起業家がフリーコンサルタントとしても活動するかどうかは、最も重要な経営リソースである”経営者の時間”の配分を決める重要な判断であるため、慎重に検討し、決定する必要があるでしょう。もしフリーコンサルタントとして働くことを選択した場合は、稼働率や勤務形態に注意を払い、プライム案件を紹介してくれる案件仲介・マッチングサービスから高単価な案件を受注するようにしましょう。

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