20代でフリーコンサルとして独立できる?最低限満たすべき条件やおすすめの案件仲介サービス

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コンサルティングファームに勤務する20代の若手コンサルタントの皆さんの中には、「フリーランスコンサルタント」という新しいキャリアパスに興味を持ちながらも、独立後に案件獲得できるかどうか疑問や不安を感じている方が少なからずいるのではないでしょうか。

20代の場合、ファーム内でさらなる経験を積む方がよいケースもあるため、フリーランスコンサルタントとしての独立については慎重に検討する必要があります。

本記事では、20代でフリーランスコンサルタントとして独立するために必要な条件や注意点について詳しく解説いたします。また、20代の方におすすめの案件仲介・マッチングサービスについても紹介しますので、独立を考えている方は是非参考にしてください。

目次

フリーランスコンサルタントとは

フリーランスコンサルタントとは、コンサルティングファームに所属せず、独立した個人としてコンサルティングサービスを提供するプロフェッショナルな人材のことを指します。

近年、国内のコンサルティング業界は、DX支援を中心としたコンサルティングニーズの高まりや事業会社における人材不足を背景に、急速な拡大を遂げています。コンサルティングサービスの活用が広がる中、事業会社側からは「コストを抑えるためにコンサルタントを1名だけアサインしてほしい」「短期間のスポット支援を希望する」といった要望が増えてきました。

このようなニーズの高まりを受け、フリーランスのコンサルタントとコンサルティング案件をマッチングする案件仲介サービスが登場し、普及したことで、フリーランスコンサルタントという働き方が急激に浸透してきています。

20代でフリーランスコンサルタントとして独立できるか?

ファーム内で少なくとも1度は昇進し、3年以上の経験を積むことを推奨

コンサルティングファームで働く20代のコンサルタントには、新卒または中途で入社したばかりの方から、新卒入社から数年が経ちマネージャーに昇進された方まで、様々な方がいらっしゃいます。

その中で、20代がフリーランスコンサルタントとして独立する際の目安としては、「ファーム内で少なくとも1度は昇進し、3年以上コンサルタントとしての経験を積んでいること」が挙げられます。その理由は、フリーランスコンサルタント向けの案件の多くが、必須要件としてコンサルティングファームでの2〜3年以上の経験を求めているためです

フリーランスコンサルタントは組織に属していないため、クライアントや案件仲介エージェントからすると、実際のスキルセットや経験、人間性などを把握しづらいです。そのような状況で、大手コンサルティングファーム等で3年以上勤務し、昇進経験もあることは、一定の信頼性を担保することにつながります。フリーランスコンサルタントの場合、常に品質管理をしてくれる上位者がいないため、理想的にはシニアコンサルタントとしてデリバリーをリードした経験があることが望ましいでしょう。

ただし、近年はブティック系のコンサルティングファームがフリーランスコンサルタント向けに案件紹介を行い、ブティックファームの社員をマネージャーとしてチーム体制を組んでデリバリーするようなケースも見られます。そのため、コンサルタントとして3年以上の経験があれば、参画可能な案件は一定数存在すると言えます。

20代が独立する際に気をつけるべき点

ファームを離れることのデメリットをよく理解する

コンサルティングファームに勤務している場合、人材育成の一環として、現役マネージャーのサポートの下、シニアコンサルタントがマネージャーロールに挑戦する機会が与えられます。仮に失敗したとしても、組織としてカバーすることが可能なため、自分の現状のスキルや経験を超えたチャレンジができ、キャリアアップしていくことが可能です。

一方、ファームを離れてフリーランスコンサルタントになると、基本的には自身が持つ経験・スキルで対応できる案件にしか参画できません。例えば、フリーコンサル向けの案件には、プロジェクトにおけるマネージャーロールを依頼する月額200万円近い案件などもありますが、必須要件としてコンサルティングファームでのマネージャー経験が明記されていることが一般的です。

もしまだジュニアなランクの方の場合、フリーコンサルとして独立すると、ファーム時代のランク以上の仕事に挑戦することは基本的に難しいということを理解しておくことが重要です。

転職という選択肢についても考える

人材不足に悩む多くの企業にとって、コンサルティングファームで経験を積んだ優秀な20代の方は、魅力的な人材です。フリーコンサルとして独立する目的や理由が明確でない場合は、転職についても検討すべきでしょう。

コンサルティングの仕事を続けたい場合、領域を変えること(総合ファーム⇒戦略ファーム)やファームの規模を変えること(大手ファーム⇒ブティックファーム)も選択肢の一つです。事業会社への挑戦を考えている場合は、大手企業やスタートアップ、外資系企業など、多くの選択肢があるでしょう。

自身のキャリアの方向性をよく考え、フリーコンサルとして独立すべきか、他ファームや事業会社に転職し、新たな経験やスキルを身につけるべきかを判断することをおすすめします。

フリーコンサルとしてアピールできる専門性やスキルを棚卸する

ファームの看板がなくなると、個人としての専門性やスキルがより重視されます。

フリーコンサルとして案件に参画する際、コンサルティングファーム時代に提案書に差し込んでいたBioよりも詳細な経歴書を作成することになります。その際、経歴書でしっかりとアピールできる専門性やスキルが自分にあるかどうか、一度棚卸しをしてみましょう。実際に案件に入った後も、個人としてプロジェクトで価値を発揮していく必要があるため、自信を持ってアピールできる専門性やスキルを持っていることは非常に重要です。

起業の資金を得るためにフリーコンサルに挑戦するのはおすすめ

近年、20代~30代のコンサルティングファーム出身者の中で、フリーコンサルとしてキャッシュを稼ぎながら、その資金を起業や自社事業に充てる人が増加しています。

フリーコンサルとしては、ファーム時代の経験やスキルを超えた案件に挑戦しづらいため、20代で独立し、長期的に活躍し続けることは容易ではありません。しかし、高額な報酬を得やすいフリーコンサルとして数か月から1~2年ほど資金を稼ぎ、その後別の事業に挑戦するというやり方は、多くの実例があり再現性も高いため、おすすめの選択肢と言えるでしょう。

案件仲介・マッチングサービスの利用をおすすめ

20代でフリーコンサルとして独立する場合、独立後すぐにクライアントから直接案件の引き合いをもらえるような関係性を築けていることは稀です。

そのため、フリーランスコンサルタントを求めている案件情報を得るために、フリーコンサル向けの案件仲介・マッチングサービスを利用することをおすすめします。これらのサービスは、コンサルタントを必要とする事業会社やコンサルティングファームなどから案件情報を預かり、フリーのコンサルタントに紹介してくれます。一定の仲介マージン(一般的に10~20%)を支払う必要がありますが、それでもコンサルタントに対する報酬は通常月額100万円以上であるため、是非活用することをおすすめします。

20代におすすめ】フリーコンサル向け案件仲介・マッチングサービス

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20代のフリーランスコンサルタントが案件仲介・マッチングサービスを選ぶ際に重視すべきポイントは以下の4点です。

  • 20代の登録者が多いサービスを選ぶこと
  • 運営元がコンサルティングファームで、ファームが直接受注した案件も紹介可能なこと
  • サポートが手厚いこと
  • 取り扱い案件数が多いこと(若手でも案件が見つけやすい)

20代の登録者が多いサービスを選ぶことで、20代のフリーコンサルが応募しやすい案件が多く紹介される可能性が高まります。

また、運営元がコンサルティングファームで、運営元のファームがエンドクライアントから直接受注した案件も紹介してもらえる場合、自身の経験やスキルと比較して多少チャレンジングな案件であっても参画できる可能性があります。特に、複数回案件に参画し、案件仲介サービスの運営元から一定の信頼を得ている場合や、運営元のコンサルタントをマネージャーとしたチームで案件に取り組む場合は、案件に参画できる可能性がより高くなるでしょう。さらに、運営元の案件の場合、コンサルタントの心理的負担も幾分か下がります。

案件マッチングサービスを探すなら、クイック診断もおすすめ!

【戦略・業務領域に強い】
フリーコンサル向け案件仲介・マッチングサービス

Strategy Consultant Bank

Strategy Consultant Bankのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社Groovement
得意領域:戦略/業務
おすすめ利用者:コンサル出身者
公式サイトhttps://strategyconsultant-bank.com/

20代の割合が1割以下のサービスも多い中で、20代の登録者割合が20%と高め。

サービスの特徴
  • 圧倒的に質が高い「戦略・業務案件」
  • 大手ファーム出身の担当者による高いマッチング精度
  • 丁寧かつちょうど良い距離感のサポート
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
StrategyConsultantBankユーザー

案件や情報提供の質が良いなと思っています。公開されている情報については、聞けば細かく教えてもらえますし、戦略案件もあればPM案件もあるし…という形で満遍なく紹介してもらえると思います。あとは単価の話になってしまうのですが、一定保証された単価で案件を受けられるところもいいなと。

また、案件が始まってからもレスも早く、連絡もマメにあるのでお付き合いがしやすいサービスだなと感じています。(StrategyConsultantBank公式サイトより)

\ 質の高い戦略・業務案件!/

foRPro

foRPROのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社Regrit Partners
得意領域:戦略/業務、IT/DX
おすすめ利用者:コンサル出身者
公式サイトhttps://for-professional.jp/

コンサルティングファームのRegrit Partnersが運営

サービスの特徴
  • 幅広いDX関連プロジェクトを紹介
  • プライム案件・非公開案件が多く、平均単価150~200万円
  • 現役コンサルタント運営による高品質なサポート

\幅広いDX関連プロジェクトを紹介!/

POD(Professionals On Demand)

PODのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:ランサーズ株式会社
得意領域:戦略/業務IT/DX
おすすめ利用者:コンサル出身者SIer出身者事業会社出身者
公式サイトhttps://pod.jp/

上場企業が10年以上運営するサービスで、安心感があるため、20代におすすめ

サービスの特徴
  • 上場企業のランサーズが運営するフリーコンサル向けの案件仲介サービス
  • 14年以上の運営実績で培われたサービス品質の高さ・大手ファーム出身者による面談と案件マッチング力
  • 事業会社直案件やプライム案件などクラアイントと距離の近い月単価100~250万円の高単価案件が豊富
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
PODユーザー

ヒアリングがとても丁寧で、業務内容や場所、報酬が私の希望にマッチする案件を早々に紹介してもらえました。また、クライアントとの面談に向け、案件の詳細に加え、面談相手がどんな方か、役職だけでなく人間性に関する情報も提供してくれるなど、手厚いフォローが受けられ、とても助かりました。(POD提供)

上場企業運営・14年以上の運営実績!/

【IT・DX領域に強い】
フリーコンサル向け案件仲介・マッチングサービス

quickflow(クイックフロー)

quickflowのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社 WonderCamel
得意領域:IT/DX(特にSAP)
おすすめ利用者:コンサル出身者、SIer出身者
公式サイトhttps://quickflow.jp/

UXに優れ、LINEで登録できるなど使いやすい。20代におすすめ

サービスの特徴
  • 高単価なSAP案件DX案件が豊富
  • 業界最速の支払いスピード(最短一日
  • UIの優れたウェブサイト・LINEでの案件探しが可能
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
quickflowユーザー

即払い[締め日から最短1日での入金]になったのは嬉しいですし安心感がありますね。あとはクライアントとの細かい条件の調整をしてくださったり、体調を崩して稼働ができないとなった時に間に入ってクッション的な役割を果たしてくれたのもとても助かりました。(quickflow公式サイトより)

\高単価なSAP案件が豊富!/

ハイパフォコンサル

ハイパフォーマーコンサルタントのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:INTLOOP株式会社
得意領域:IT/DX(特にPMO)
※案件数が多いので、他領域の案件も豊富
おすすめ利用者:コンサル出身者、SIer出身者事業会社出身者
公式サイトhttps://www.high-performer.jp/consultant/

案件数が業界最大級で、若手向けの案件も見つかりやすい

サービスの特徴
  • 業界最大級の案件数で、自分にマッチする案件を見つけやすい
  • 上場企業運営20年以上の実績という信頼感
  • 業界最速水準の報酬支払い・福利厚生サービスの提供
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
ハイパフォコンサルユーザー

上流のコンサル案件とPMO案件が多い点がよかったです。ハイパフォコンサルを運営しているのがコンサル会社なので、他社と比べて人脈や営業面で強みがあるという印象も受けました。。(ハイパフォコンサル公式サイトより)

業界最大級の案件数・20年以上の実績!/

まとめ

これまで、20代でフリーランスコンサルタントとして独立するために必要な条件や注意点、そして20代におすすめの案件仲介・マッチングサービスについて解説してきました。

まずは、案件仲介・マッチングサービスに登録し、実際の案件情報を確認しながら、自分が持つスキルや経験でフリーコンサルとして案件を獲得できそうかを見極めることから始めてみましょう。

フリーランスコンサルタントとしての独立は、20代の方にとって大きなチャレンジではありますが、適切な準備と心構えを持って臨むことで、新たなキャリアパスを切り拓くことができるでしょう。自身のキャリアビジョンと照らし合わせながら、慎重に検討していくことをおすすめします。

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