【完全ガイド】フリーコンサルの始め方や案件獲得のポイントを徹底解説

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フリーランスコンサルタントの始め方から案件獲得までの完全ガイド

最近人気のある「フリーランスコンサルタント」という新たなキャリアパスに興味がありながらも、
その実態や始め方がよく分からずに悩んでいませんか?

実際、コンサルティングファーム出身者を中心に、フリーランスコンサルタントへ転身し、
理想の働き方や高い報酬を手に入れている人は少なくありません。
ただし、フリーランスコンサルタントとしての成功を掴むためには、
その実態を正しく理解し、適切かつ効率的なスタートダッシュを切ることが重要です。

本記事では、「フリーランスコンサルタントの実態や始め方」「案件獲得におけるポイント」「おすすめの案件紹介サービス」など、フリーランスコンサルタントとして成功するために知っておくべきポイントを網羅的に解説します。

本記事はこんな方にオススメ
男性ユーザー

コンサルティングファームに務める現役コンサルタントで、
フリーランスコンサルタントを次のキャリアとして検討している方

男性ユーザー

コンサルティングファーム出身の起業家で、
安定的な収入源としてフリーランスコンサルタントの案件受託を考えている方

男性ユーザー

コンサルティングファームへの所属経験は無いものの、経験やスキルに自信があり、
フリーランスコンサルタントに興味がある方

フリーコンサル完全ガイド
(知っておくべきことリスト
完全ガイドリスト用タイトル

STEP0
独立前に市場価値を確かめる
独立前にエージェントに登録して、
案件の引き合いや単価感を知ることが大切!
エージェントを探す
STEP1
フリーコンサルとして開業する
個人事業主の開業方法
法人化・マイクロ法人設立の方法
開業方法(個人事業主か法人)の決め方
STEP2
事業を行うための準備をする
事業用銀行口座の開設
事業用クレジットカードの発行
クラウド会計ソフトの導入
社会保険の手続き
賠償責任保険への加入
バーチャルオフィスの契約
独自ドメインのメールアドレスの取得
名刺の作成
STEP3
フリーコンサル案件を探す
自分に合ったエージェントをクイック診断
戦略ファーム出身おすすめのエージェント
総合ファーム出身おすすめのエージェント
【ITコンサル出身】おすすめのエージェント
STEP4
フリーコンサル案件に参画する
契約締結(契約書の注意点)
案件が決まらない時の対応
低稼働案件の魅力
トラブル時の弁護士相談
STEP5
報酬をもらう
請求書の発行
フリーコンサル案件の単価相場
エージェントに支払うマージンの仕組み
ファクタリングで資金繰りを改善
STE56
確定申告・納税する
確定申告のやり方
源泉徴収とは
フリーコンサルが納める税金
インボイス対応方法
税理士への相談方法

フリーコンサルの
インタビュー記事を読む

本記事の要点(忙しい方はこちらをチェック)

複数の案件紹介サービス(目安は3個以上)に登録し、実際に紹介される案件情報を確認しながら、自分にあったサービスを見つけることが重要。
特に、自分の得意な領域の「プライム案件」を豊富に抱えるサービスを見つけることがポイント

案件を選ぶ際は、案件内容(テーマや期間、体制、発注者情報)と条件面(稼働率、リモートワーク可否、勤務地、出社頻度、単価)を確認し、自分の状況にあった案件を選ぶことが重要。
自分一人でのクライアントコントロールに不安を感じる方は「発注者がコンサルティングファーム」の案件を選ぶことがポイント

目次
フリーランスコンサルタントとは

フリーランスコンサルタントとは、コンサルティングファームに所属することなく、独立した個人としてコンサルティングサービスを提供するプロフェッショナル人材を指します。

フリーランスコンサルタントが急増している背景

国内のコンサルティング業界は、DX支援を中心としたコンサルティングニーズの高まりを背景に、Big4(Deloitte、EY、KPMG、PwC)やアクセンチュアなどの大手ファームが市場拡大をけん引しており、市場規模は2021年の5,724億円から2026年には8,732億円まで増加すると予測されています*。
*出典:IDC Japanプレスリリース「国内 ビジネス コンサルティング 市場予測を発表」(2022 年 5 月 23 日)

市場の拡大に伴い、国内の事業会社におけるコンサルティングサービスの活用が普及する中、事業会社側から「コストを抑えるために、チームでの支援ではなく、知見のあるコンサルタント一人に支援をお願いしたい」「短期間でのスポット的な支援をしてほしい」などのニーズが生まれてきました。

また、コンサルティングファーム側でも、旺盛な案件の引き合いに対して必要なスキルや知見を持つ人材が不足している状況から、特にブティックファームを中心に「フリーランスのコンサルタントにプロジェクトメンバーとして参画してほしい」というニーズが高まってきました。

こうした事業会社やコンサルティングファームのニーズに対して、フリーランスとして働くコンサルタントと事業会社・コンサルティングファームをマッチングする「案件紹介サービス」が登場・普及したことにより、フリーランスコンサルタントという働き方が急激に浸透してきています。

フリーランスコンサルタントに必要なスキルや経験

フリーランスコンサルタントに必要なスキルと経験

コアコンサルスキルを身につけた大手ファーム出身者が中心

フリーランスコンサルタントとして活躍するには、基本的なコンサルティングスキルが必要不可欠です。
基本的なコンサルティングスキルとは、会議のファシリテーション、プレゼンテーション、インタビュー、ドキュメンテーション(ExcelやPowerPointなど)、リサーチ、プロジェクトマネジメントなど、いわゆるコアコンサルスキルと呼ばれるものを指します。

実際、フリーランスコンサルタントの多くは、コアコンサルスキルを身につけたコンサルティングファーム出身者です。具体的には、以下のようなコンサルティングファームの出身者が、フリーランスコンサルタントとして活躍しています。

フリーランスコンサルタントはサービス品質が分かりづらいため、一定の信頼性が担保された大手コンサルティングファームの出身者が多くなっています。

<フリーランスコンサルタントとして活躍している方の出身ファーム例>

戦略コンサルティングファームMcKinsey & Company
BCG (Boston Consulting Group)
Bain & Company
A.T. Kearney
Roland Berger
Dream Incubator
CDI (Corporate Directions, Inc.)
総合コンサルティングファームAccenture
Deloitte
PwC
Ernst & Young
KPMG Consulting
Abeam Consulting
IT系コンサルティングファーム・総研IBM
BayCurrent
NTT DATA
QUNIE
Capgemini
Skylight Consulting
Future Architect
シグマクシス
日立コンサルティング
NRI
船井総研
三菱総研
ブティック系コンサルティングファームYCP Solidance
Revamp
Field Management
タワーズワトソン
マーサー・ジャパン
出所)フリーランスコンサルタント向けの案件仲介サービス十数社の登録者に関する公開情報をもとに作成

また、フリーランスコンサルタントには一定の専門性が求められます。
チームでのデリバリーが基本であるコンサルティングファームとは異なり、フリーランスコンサルタントは、単独で案件に参画することがあります。

そのため、チームで専門性を補完できるファームとは違い、フリーランスコンサルタント自身が業界・業務知識やソリューション知見などの専門性を一定レベル持っていることが重要です。そのため、フリーランスコンサルタントへの転身を考えている方は、日頃から業界知識や最新のソリューション情報をキャッチアップし、専門性を高めておくことをおすすめします。

深い専門性や実務能力が求められる案件では
非コンサル出身者にもチャンスがある

もちろん、SIerや外資系SaaS、大手事業会社などの出身者でもフリーランスコンサルタントとして活躍している方はいます。特に、深い業界知識が重視される案件や実務能力が求められる伴走型の案件では、事業会社出身の方が有利な場合もあります。

そのため、まずは案件マッチングサービスなどを利用して、自分の経験やスキルが活かせる案件を探してみることをおすすめします。

SIerからフリーコンサルになれる?

SIerでPM・PMOの経験を積んだ方等で、フリーコンサルとして活躍している方は多いです。詳しくは以下の記事をご覧ください。

コンサル未経験でもフリーコンサルになれる?

はい、事業会社でDXや新規事業立ち上げなどの経験を積んだ方もフリーコンサルとして活躍しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

フリーランスコンサルタントの案件内容

フリーランスコンサルタントの案件内容

フリーランスコンサルタントが参画する案件は、コンサルティングファームの案件と大きく異なるものではありません。コンサルティングファームで培った経験やスキルを活かし、クライアントに十分な価値を提供することが可能です。

具体的には、各領域で以下のような案件にフリーランスコンサルタントが参画しています。
(各タブをクリックして表示)

中期経営計画の策定、新規事業の事業戦略立案、マーケティング・販売戦略や組織戦略の策定、ファンド向けの事業デューデリジェンスなど、戦略の策定を行う案件

案件例①【中期経営計画策定支援】
単価:120-150万円/月
期間:1~3か月
大手B2Cサービス事業者の中期経営計画を、マクロ環境や顧客ニーズ調査をもとに策定

案件例②【新規事業戦略策定プロジェクト支援】
単価:160万円-200万
期間:2~3か月
大手インフラ企業が企画する新規事業について、顧客ニーズや技術トレンド、競争環境等を調査し、戦略を策定

※単価は100%稼働時の月額報酬金額
出所)フリーランスコンサルタント向けの案件紹介サービス十数社の公開情報をもとに作成

フリーランスコンサルタントになるメリット

フリーランスコンサルタントになるメリット#1
ファームにいた時よりも高い報酬を得られる

フリーランスコンサルタントとして独立すると、収入がアップする

大手コンサルティングファームのコンサルタントランクの場合、クライアントに請求する月単価は200万円~300万円程度であることが多いです。一方で、コンサルタントが毎月給与として受け取る金額は40~50万円程度です。

フリーランスコンサルタントになると、月単価がやや下がることや案件仲介サービスへの仲介手数料(15~20%程度)の支払いを考慮しても、ファームに勤めていた際の給与よりも高い報酬を得られます。具体的には、100万円~150万円が月額報酬のボリュームゾーンとなっています。仮に月単価150万円で年間12か月稼働した場合、年収は1800万円です。

また、案件の領域や役割・ポジション(マネジャーorメンバー)によって単価は異なるため、中には月額報酬が200~300万円に達する方もいます。

フリーコンサルはいくら稼げる?

フリーコンサルへの報酬額(1か月)は、100万円~150万円がボリュームゾーンです。ランクや専門性などによる違いについては、以下の記事をご覧ください。

フリーランスコンサルタントになるメリット#2
ワークライフバランスを実現しやすい

フリーコンサルはワークライフバランスを調整しやすい

フリーランスコンサルタントは、自分自身で案件を選択できるため、稼働率や働き方を調整することでワークライフバランスを実現しやすいというメリットがあります。

コンサルティングファームに勤めていると、稼働率がチームや個人の評価基準に含まれていることが多く、プライベートに時間を割くために稼働率を下げることは難しい場合があります。また、突発的に他の案件のサポートを依頼されることもあり、急に業務負荷が高くなることもよくあります。

一方、フリーランスコンサルタントは、週1~3日の稼働となる20~50%程度の低稼働案件を選ぶことが可能です。また、1年間のうち半年働いて、残りの半年はプライベートや別のビジネスに時間を使うといった働き方も実現できます。

もちろん、プロジェクトで問題が発生した場合には、一時的に負荷が高まることもあります。しかし、2023年に可決されたフリーランス新法など、フリーランスの労働環境を整備する法整備が進んでおり、フリーランスコンサルタントであるがゆえの不当な扱いや要求は少なくなっています。そのため、ワークライフバランスは実現しやすくなっているといえるでしょう。

フリーランスコンサルタントになるメリット#3
案件テーマを自分で選べる

フリーコンサルは案件テーマを選べる

フリーランスコンサルタントには、案件テーマを自分で選べるというメリットがあります。これにより、特定の領域の案件に集中的に参画し専門性を伸ばすことや、経験のない領域の案件に挑戦し経験の幅を広げることが可能です。

コンサルティングファームでは、会社全体として稼働率と収益性を高める必要があるため、コンサルタント個人の希望は一定程度考慮されつつも、最終的には案件の引き合い状況によって参画案件が決定されます。

そのため、キャリアの方向性について明確な希望がある場合は、フリーランスコンサルタントになって、自分の意思で案件を選んでいくという選択肢も考えられます。

フリーランスコンサルタントになるメリット#4
社内業務がなくなり、案件に集中できる

フリーランスコンサルタントはデリバリーに集中できる

コンサルティングファームに勤めている場合、他案件の提案やデリバリー支援、セミナー資料やホワイトペーパー作成、研修や採用活動への協力など、社内向けの業務が定期的に発生します。こうした活動は、自身の経験や社内人脈を広げられる側面がある一方で、担当案件のデリバリーに集中したい方もいるでしょう。

フリーランスコンサルタントになると、社内業務がなくなるため、参画している案件のデリバリーのみに集中できるようになります。

フリーランスコンサルタントになるメリット#5
ファームでは経験できない案件機会もある

フリーコンサルは大手ファームでは経験できない案件への参画機会がある

大手コンサルティングファームでは、プロジェクトの金額が数千万円規模になることが一般的であり、クライアントの多くは大企業となります。

一方、フリーランスコンサルタント向けの案件では、コンサルタントが単独で参画する低価格なプロジェクトも組成可能なため、中堅・中小企業がクライアントとなることもあります。このような案件では、「ドキュメンテーションや報告よりも、現場に深く入り込んで実際に業務を変革することが求められる」、「経営陣と非常に近い距離で会社の様々な論点について議論できる」など、コンサルティングファームでは経験できなかった案件もあります。これにより、自身のスキルや経験を広げられる可能性があるでしょう。

フリーコンサルではどのようなクライアントを支援する?

大手事業会社がクライアントであるケースは多いですが、中堅・中小企業がクライアントのケースもあります。フリーコンサルの場合は、コンサルフィーが比較的安価であるため、中堅・中小企業でも利用しやすいためです。

フリーランスコンサルタントになるデメリット

フリーランスコンサルタントになるデメリット#1
案件がない時や稼働できない時に収入が無くなる

フリーコンサルのデメリット

コンサルティングファームに勤めている場合、案件に参画していなくても毎月の給与は保証されています。一方、フリーランスコンサルタントになると、案件がない期間は収入がゼロになるというデメリットがあります。この問題に対処するには、複数の案件仲介サービスに登録するなど、案件が途切れないよう工夫することが大切です。
また、会社員とは異なり、フリーランスには労災保険や傷病手当金の補償がありません。そのため、病気や怪我などで働けない場合も収入がゼロになってしまいます。最近では、フリーランス向けの保険商品も登場しているので、不安を感じる方は保険の契約を検討してみるのも良いでしょう。

フリーコンサルとして独立しても、案件が取れないことはある?

案件が取れないケースもあります。市況が悪化してそもそも案件数が少ないという外的要因もあれば、自身のスキル・経験が市場の需要と合っていない・不足しているという場合もあります。ただし、現在はフリーコンサルに対する需要は高く、複数のエージェント・マッチングサービスに登録することで、案件が取れないリスクは大きく下げることができます。

フリーコンサルになるのは辞めた方がいいと言われました。

当然会社員時代よりはリスクは高まるため、ネガティブな意見もあるでしょう。メリットとデメリットを正しく理解したうえで、自分で判断することが大切です。

フリーランスコンサルタントになるデメリット#2
経費管理・確定申告を自分で実施する必要がある

フリーコンサルのデメリット

フリーランスコンサルタントになると、書籍購入費や交通費などの日々の経費管理を自分で行う必要があります。コンサルティングファームに勤めている際は、マネジャー以上の方はプロジェクト経費の管理を担当していても、仕訳などの経理業務はコーポレート部門の担当者が処理してくれていたでしょう。

フリーランスコンサルタントは、日々の経費管理や請求書の発行などを自ら行う必要があり、年度末には確定申告も必要です。近年は安価で利用できるクラウド会計ソフトもあり、効率的に経費管理や確定申告を行うことができます。このようなバックオフィス業務に時間をかけたくない方は、クラウド会計ソフトの利用を検討してみるのも良いでしょう。

フリーコンサルになると、経費管理や税金はどうなりますか?

フリーコンサルとして独立すると、会計ソフトなどを使って自分自身で経費を管理し、期末には確定申告を行って、正しく税金を納める必要があります。源泉徴収などの税金のしくみを理解しておくことも大切です。自分でやるのが不安な方・面倒な方は、税理士に依頼することもできます。

フリーランスコンサルタントの始め方

フリーランスコンサルタントの始め方

フリーランスコンサルタントを始めるためのステップは次の流れとなります。

独立する前にフリーコンサルエージェント・マッチングサービスに登録して、自分の経歴やスキルでどのような案件をどの程度の単価感で紹介してもらえるのかを確認することが非常に重要です。いざ独立して、自分に合う案件が無かったり、単価のイメージが合わなかったりすると、厳しい状況に陥る可能性があります。まずは会社員のうちにエージェントに登録して、話を聞いてみることが大切でしょう。エージェントやマッチングサービス側も、独立前の相談にも親切に対応してくれるところが多いです。

1. 個人事業主として開業(または法人設立)

個人事業主として開業

フリーランスコンサルタントを始めるにあたり、まず個人事業主として開業する必要があります。所得税法により、「事業所得を得ている場合は、原則事業開始から1か月以内に開業届を提出すること」が義務づけられているためです。ただし、実は開業届を提出しなかったからといって罰則があるわけではなく、個人事業主として開業せずに活動することも可能です。

しかし、開業の手続きには費用も不要で、開業によって青色申告が可能になるなどの税制メリットもあるため、収入が高くなる傾向のあるフリーランスコンサルタントが開業しない理由はありません。また、小さな子供がいる場合は、個人事業主として開業することで、保育園への提出が必要な就労証明書も作成できるようになります。

開業届の提出は、税務署の窓口に書類を持参する方法、書類を郵送する方法、オンラインで提出する方法の3つがあります。最近はfreee社やマネーフォワード社などが提供している無料のオンライン開業届けツールを利用すると簡単に行えるため、オンラインでの開業届け提出をお勧めします。

開業に関する手続きについては以下の記事をご覧ください。

なお、個人事業主としての開業ではなく、法人を設立することもできます。ただし、法人設立には設立費用や手間がかかるため、まずは個人事業主として開業し、法人化するメリットが大きくなってきた段階で、法人設立する方法をおすすめします。

個人事業主あるいは法人としての開業手続きが完了したら、事業用銀行口座の開設や事業用クレジットカードの作成など、フリーランスコンサルタントとして活動していくための準備も整えましょう。

2. 案件仲介サービスへの登録

案件マッチングサービス・エージェントに登録

フリーランスコンサルタントとして活動していくためには、案件を獲得する必要があります。事業会社の役員や管理職との人脈があり、直接引き合いをもらえるのであれば、自分で案件を開拓していくことができるでしょう。

最近は、コンサルティングファームから独立する際に、ファーム側と交渉し、フリーランスコンサルタントとして独立しつつ、引き続きそのファームの案件に参画するという方法を取る方もいるようです。特に自分で案件を抱えているマネジャー以上の方は、そのような形が可能かどうか確認してみても良いかもしれません。

一方で、多くのフリーランスコンサルタントは、自分で新たに案件を開拓していく必要がありますが、直接引き合いをもらえるほど人脈が豊富ではないでしょう。また、自分で直接案件を取れるような関係性のクライアントがいたとしても、クライアント側の事情や景気動向によって、案件が獲得できなくなることも考えられます。

そのため、フリーランスコンサルタントを始める際は、案件仲介サービスに登録することをおすすめします。案件仲介サービスは、事業会社やコンサルティングファームなどの発注側とフリーランスコンサルタントの間に立ち、案件のマッチングやトラブル時のサポートなどを行うサービスで、近年数多くのサービスが立ち上げられています。

フリーランスコンサルタントは
複数の案件仲介サービスに登録すべき

複数のサービスに登録した方が良い理由は以下の3つです。

  • 紹介してもらえる案件が増えて、選択肢がひろがるから
  • 相性の良い担当者に出会える可能性が高まるから
  • 同じ案件でもサービスによって単価が異なるから

特に3つ目の「同じ案件でもサービスによって単価が異なるから」は非常に重要なポイントです。

実は、全く同じ案件があった場合に、「マッチングサービスA」で契約する場合と「マッチングサービスB」で契約する場合で、単価が異なることは珍しくありません。中間マージンが異なることも要因の一つですが、どちらかというと「商流の深さの違い」が影響しています。

同じ案件でもサービスによって単価が違うのは、
商流の深さに違いがあるから。
では、なぜそのようなことが起こる?

案件紹介エージェントやマッチングサービスは、発注者とフリーランスコンサルタントのマッチングが成立した時点で収益が発生するビジネスモデルです。そのため、可能な限りマッチングを成立させられるよう、案件情報は事業者間で共有されることが珍しくありません。

案件仲介エージェントの仕組み

例えば、マッチングサービス(A社)が事業会社から仕入れたフリーコンサル案件について、自社のデータベースに適切な人材が見当たらない場合、他のマッチングサービス(B社)に案件情報を共有します。

マッチングサービス(B社)が自社に登録しているフリーランスコンサルタントに2次請け案件として紹介し、契約に至った場合、実はマッチングサービス(A社)とマッチングサービス(B社)が仲介マージンを受け取った上で、フリーランスコンサルタントに報酬が支払われます。

このケースにおいて、フリーランスコンサルタントはマッチングサービス(A社)を通じて契約をしていれば、無駄な中間マージンを支払わずに済みます。

商流深さでフリーコンサルへの単価が変わる

上の図のように商流が深まるほど、中間マージンは拡大し、フリーランスコンサルタントが受け取れる報酬は減少していきます。

したがって、自分に合った案件を事業会社から直接仕入れて、プライム案件(1次請け案件)として紹介してくれるサービスを探すことが重要なのです。複数のサービスに登録していると、同じ案件が複数のサービスから紹介されるものの、単価が異なることに気づくことができ、自分が利用すべきサービスが分かるため、最初に複数のサービスに登録することが大切です。

フリーコンサルエージェント・マッチングサービスに支払うマージンは?

一般的なマージンは8%~25%程度です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

職務経歴書には徹底的にこだわる

案件仲介サービスに登録する際、自身の職務経歴書の提出が求められます。適切な案件を紹介してもらうためには、職務経歴書でしっかりと自身のスキルや経験を伝えることが重要です。

また、案件仲介サービスの仲介エージェントが、フリーランスコンサルタントの許可を得た上で、個人情報をマスキングした職務経歴書を発注側の事業会社やコンサルティングファームに紹介し、案件ニーズを掘り起こすこともあります。そのため、自身の経験をしっかりとアピールすべきです。

職務経歴や強み、プロジェクト実績(プロジェクト概要、期間と体制、自身の役割など)を詳細に記載した職務経歴書を用意しましょう。

職務経歴書のサンプルをご用意しましたので、是非参考にしてみてください。

職務経歴書サンプル
職務経歴書サンプル

3. 担当アドバイザーとの面談

担当アドバイザーとの初回面談

案件マッチングサービスに登録した後、最初に担当アドバイザーとの面談が行われます。面談では、職務経歴書に記載した経験やスキルについての質問や、希望条件(稼働率や出勤可否、最低単価、英語対応可否など)の確認が行われます。

エージェントによっては、面談の場で案件の紹介があることもあります。自身にあった案件があれば、とりあえず応募してみるのも一つの選択肢です。

一方で、まずは複数の案件マッチングサービスとの面談を行い、紹介される案件情報が出揃ってから、最も自分にあった案件を選ぶという進め方もおすすめです。

4. 案件選び・応募

案件選ぶ・応募

自分の経験やスキルを活かせそうで、各種条件も自身の希望に近い案件を探しましょう。

コンサルティングファームでの提案活動でもよくあるように、クライアント側内部の調整などに時間がかかり、すぐに案件が始まらないこともあります。また、発注者側は複数のフリーランスコンサルタントと面談を行った上で、どのコンサルタントに発注するかを決めることが多いため、紹介された案件を必ず受注できるとは限りません。そのため、複数の案件への応募を同時に進めることをおすすめします。

応募する案件を選ぶ際には、以下の案件内容と条件面を確認することが重要です。

案件内容

  • 案件のテーマ・概要
  • 期間
  • 体制
  • 発注者(事業会社orコンサルティングファーム)
  • 発注者のフリーランスコンサルタント活用経験の有無

条件面

  • 稼働率
  • リモートワーク可否
  • (出社の場合)勤務地
  • (出社の場合)出社頻度
  • 単価
  • 必要言語(英語など)

発注者が誰かは、案件選びにおいて重要なポイントです。事業会社が発注者の場合、フリーランスコンサルタントが単独で案件に参画することになるため、クライアントとのスコープ調整や期待値のすり合わせなどを一人で行う必要があります。プロジェクトマネジメント経験が豊富でなく、クライアントコントロールに不安がある場合は、発注者がコンサルティングファームの案件を選ぶことをおすすめします。この場合、コンサルティングファームのメンバーとして案件に参画するため、周囲の協力を得ることができます。

また、案件紹介サービス事業者の中には、事業者自身でコンサルティングサービスを提供している場合があります。案件紹介サービス事業者がデリバリーする案件に参画するケースでは、より安心感を持って取り組むことができるでしょう。

5. 発注者(クライアント)との面談

発注者との面談

案件に応募した後、発注者(クライアント)との面談が行われます。この面談には、発注者(クライアント)者、エージェント、そしてフリーランスコンサルタントが参加し、主にオンラインで実施されます。

フリーランスコンサルタントとして信頼を得るためには、第一印象が非常に重要です。面談には時間厳守で臨み、身なりを整え、積極的に発言することを心がけましょう。また、事前にクライアントや案件の情報が共有されている場合は、あらかじめウェブなどで調べ、知識をアップデートしておくことも大切です。

自身の経験・スキルをアピールすることに加え、クライアントの課題感や期待、業務のスコープについて入念にすり合わせを行うことが重要です。

6. 承諾・契約

承諾・契約

面談後、エージェントを通じて発注者の意向が伝えられます。正式に案件への参画依頼を受け取った場合、フリーランスコンサルタントは案件を受けるかどうかを判断します。案件を受ける場合は、契約の手続きに進みます。

案件マッチングサービスを利用する場合、契約は案件マッチングサービスを運営する事業者と業務委託契約を結ぶ形になります。

フリーコンサルでよくある契約形態

フリーランスコンサルタントにおける契約
  • エンドクライアントと案件マッチングサービスが準委任の業務委託契約を締結
  • 案件マッチングサービスとフリーランスコンサルタントが業務委託契約(再委託)を締結

案件マッチングサービスを挟んだ再委託契約の形をとることで、個人事業主との契約が難しい大手企業なども、フリーランスコンサルタントに案件参画してもらうことが可能となります。

コンサルティングファームに勤務していた際は、通常、法務部にチェックを依頼していましたが、フリーランスコンサルタントは自分で契約内容を確認しなければなりません。業務委託契約では、損害賠償範囲についての記述など、いくつか注意すべき点があります。そのため、自身でしっかりと調べるか、弁護士などの専門家に確認を依頼することをおすすめします。

7. 稼働開始

稼働開始

案件が開始したら、コンサルタントとして主体的に関わり、クライアントに確かな価値を提供することを意識しましょう。デリバリーを進める中で、スコープ調整や働き方などの悩みが生じた場合は、担当アドバイザーに相談するのが良いでしょう。

8. 業務報告・請求

業務報告・請求

案件に参画すると、業務委託契約先である案件仲介サービスに対して、定期的に業務報告を行うのが一般的です。報告は、案件仲介サービスが提供するエクセルなどの報告フォーマットに従って行います。
また、案件仲介サービスの事業者に対して、毎月月末に請求書を送付します。サービス事業者によっては、クラウドサービスを利用することで、簡単に業務報告の実施や請求書の発行ができるようになっています。実施方法については、サービス事業者に確認しましょう。

案件マッチングサービス・エージェントの選び方

案件仲介サービスの選び方

結論から述べると、案件マッチングサービス・仲介エージェントは以下の観点で選びましょう。

案件マッチングサービス・エージェントを選ぶ際の観点

  • 自分の得意な領域の”プライム案件”を持っているか?
  • 希望条件(低稼働率、リモート、最低単価を満たす案件が豊富か?
  • エージェントの対応品質や相性が良いか?
  • 支払いサイトが問題ないか?

自分の得意な領域の”プライム案件”を持っているか?

前述のとおり、出来るだけ良い単価・条件で案件を獲得するためには、自分が得意とする領域・テーマのプロジェクトをクライアントから直接仕入れ、プライム案件(一次請け案件)として紹介してくれるサービスを探すことが重要です。

まずは複数のサービスに登録し、実際に紹介される案件情報を見ていくことで、見極めることができます。

どうしても複数のサービスに登録したくない場合は、各案件仲介サービスの発注者向けのウェブページを確認しましょう。発注者向けのページでは、領域別の案件実績や事例紹介などを通じて、サービス事業者の強みがある領域がある程度把握できます。

自分に合ったサービスをカンタンに見つけたい方は、クイック診断も是非お試しください。

希望条件(低稼働率、リモート、最低単価)を満たす案件が豊富か?

自分が希望する条件に当てはまる案件を多く取り扱っているかも重要なポイントです。

自社事業を並行して行うために50%稼働の案件を探している方が、100%稼働の案件ばかりを扱っているマッチングサービスを利用してしまうと、当然希望に合った案件が見つかりません。稼働率や単価感はエージェントによってばらつきがあるため、複数のサービスに登録して見極めていく必要があります。

エージェントの対応品質や相性が良いか?

案件マッチングサービスに登録し、エージェントとの面談やコミュニケーションを重ねていく中で、エージェントの対応品質の違いが明らかになってきます。案件の質が最も重要なことは間違いないですが、優秀なエージェントが丁寧にサポートしてくれるかも、ストレスなく働く上で非常に重要です。

具体的には以下のような観点から、エージェントのサービス品質を確認しましょう。

  • 自分のコンサルティング経験やスキルを正確に理解してくれるか?
  • 自分にスキルや希望条件にマッチした案件を紹介してくれるか?(むやみやたらに案件を投げてこないか)
  • メールなどへのレスポンスが早いか?
  • クライアントの課題や案件内容への解像度が高いか?(単なる案件の横流しではないか?)
  • フリーコンサル側に寄り添って調整しようとしてくれるか?
    (クライアント面談後に電話などでフォローし、不安・疑問などがないか確認してくれる等)

支払いサイトが問題ないか?

フリーランスコンサルタントの報酬の支払いサイトは、通常、月末締めの翌月末払いや翌月10日払いが多く、30日~40日が基本となっています。

しかし、フリーランスコンサルタントの方の中には、もっと早いタイミングでの支払いを望む方もいるでしょう。特に自社事業なども並行して運営している方などは、キャッシュフローは重要な問題です。

もちろんファクタリングなどのサービスを利用することも可能です、案件マッチングサービスの中には15日払い(月末締めの翌月15日払い)や最短1日(月末締めの翌日払い)に対応しているところもあります。通常よりも早い支払いを希望する場合は、そのようなサービスの利用を検討しましょう。

支払いサイトが早いマッチングサービス

quick flow(クイックフロー)

(公式:https://quickflow.jp/

  • 業界最速の支払いスピード(最短一日
  • 高単価なSAP案件DX案件が豊富
  • UIの優れたウェブサイト・LINEでの案件探しが可能
ハイパフォコンサル

(公式:https://www.high-performer.jp/consultant/

  • 業界最速水準の報酬支払い(翌月15日払い福利厚生サービスの提供
  • 業界最大級の案件数で、自分にマッチする案件を見つけやすい
  • 上場企業運営20年以上の実績という信頼感

フリーランスコンサルタントにおすすめの
案件マッチングサービス・エージェント

おすすめの案件仲介サービス

自分に合った案件を見つけるには、
「自分に合った案件を紹介してもらうこと」
「紹介してもらえる案件量を確保すること」の2点が重要です。

そのため、「自分の得意領域に強い案件仲介サービス」と「保有する案件量の多い大手案件仲介サービス」を少なくともそれぞれ2~3社程度登録することをおすすめします。

自分に合ったサービスをカンタンに見つけたい方は、クイック診断も是非お試しください!

【すべての方におすすめ】
大手の案件仲介サービス

案件紹介の量を確保するために、すべての方におすすめの大手案件仲介サービスは以下のサービスです。これらのサービスは戦略・業務・ITを問わず、案件数が豊富です。

(公式:https://pod.jp/
東証グロース市場上場企業のランサーズが運営・14年以上の運営実績

(公式:https://consultant.abilitycrowd.com/
単価200万円超の戦略案件やIT案件などが案件の種類・量ともに豊富

(公式:https://www.high-performer.jp/consultant/
東証グロース市場上場企業のINTLOOPが運営・20年以上の運営実績

POD(Professionals On Demand)

PODのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:ランサーズ株式会社
得意領域:戦略/業務IT/DX
おすすめ利用者:コンサル出身者SIer出身者事業会社出身者
公式サイトhttps://pod.jp/
サービスの特徴
  • 上場企業のランサーズが運営するフリーコンサル向けの案件仲介サービス
  • 14年以上の運営実績で培われたサービス品質の高さ・大手ファーム出身者による面談と案件マッチング力
  • 事業会社直案件やプライム案件などクラアイントと距離の近い月単価100~250万円の高単価案件が豊富
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
PODユーザー

ヒアリングがとても丁寧で、業務内容や場所、報酬が私の希望にマッチする案件を早々に紹介してもらえました。また、クライアントとの面談に向け、案件の詳細に加え、面談相手がどんな方か、役職だけでなく人間性に関する情報も提供してくれるなど、手厚いフォローが受けられ、とても助かりました。(POD提供)

上場企業運営・14年以上の運営実績!/

アビリティクラウド

アビリティクラウドのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:イグニション・ポイント フォース株式会社
得意領域:戦略/業務IT/DX
おすすめ利用者:コンサル出身者SIer出身者
公式サイトhttps://consultant.abilitycrowd.com/
サービスの特徴
  • 月額200万円以上の高単価案件が豊富
  • 直請けプライム案件が多数で、やりがいのある案件が豊富
  • 平均継続12.3ヶ月を実現する「マッチング力」や「サポート品質」の高さ

\月額200万円以上の高単価案件が豊富!

ハイパフォコンサル

ハイパフォーマーコンサルタントのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:INTLOOP株式会社
得意領域:IT/DX(特にPMO)
※案件数が多いので、他領域の案件も豊富
おすすめ利用者:コンサル出身者、SIer出身者事業会社出身者
公式サイトhttps://www.high-performer.jp/consultant/
サービスの特徴
  • 業界最大級の案件数で、自分にマッチする案件を見つけやすい
  • 上場企業運営20年以上の実績という信頼感
  • 業界最速水準の報酬支払い・福利厚生サービスの提供
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
ハイパフォコンサルユーザー

上流のコンサル案件とPMO案件が多い点がよかったです。ハイパフォコンサルを運営しているのがコンサル会社なので、他社と比べて人脈や営業面で強みがあるという印象も受けました。(ハイパフォコンサル公式サイトより)

業界最大級の案件数・20年以上の実績!/

【戦略・業務領域】
おすすめの案件仲介サービス

戦略・業務領域が得意な方へのおすすめの案件仲介サービスは以下のサービスです。前述の大手サービスに加えて、戦略・業務領域に強いサービスにいくつか登録しておくとよいでしょう。

(公式:https://www.free-consul.biz/
コンサルキャリア支援に強いアクシスコンサルティングが運営。戦略・業務案件も豊富

(公式:https://strategyconsultant-bank.com/
戦略・業務領域のフリーコンサル案件特化

(公式:https://for-professional.jp/
DX案件特化。DX構想策定等の戦略案件も

フリーコンサルBiz

フリーコンサルBizのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:アクシスコンサルティング株式会社
得意領域:戦略/業務IT/DX
おすすめ利用者:コンサル出身者
公式サイトhttps://www.free-consul.biz/
サービスの特徴
  • 独自ルートによる直請けの「高単価で魅力的な案件」が豊富
  • 様々なテーマ・領域の案件を紹介
  • 「フリーランス ⇔ 正社員」のハイブリッドなキャリア支援
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
フリーコンサルBizユーザー

エンドクライアント直請けの案件が豊富で、単価面やテーマの独自性など、希望に見合う案件を継続的にご紹介いただいています。(フリーコンサルBiz公式サイトより)

男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
フリーコンサルBizユーザー

スケジューリングや事前準備といった独立の手順に加え、生活を守るための保障制度までわかりやすくご紹介いただきました。案件獲得に至っては、独自ネットワークによりマーケットに出回っていない水面下のニーズにアプライすることができ、結果的に想定よりも早い段階でプロジェクトを決めることができてとても安心したのを覚えています。(フリーコンサルBiz公式サイトより)

上場企業運営・直請け案件が豊富!/

Strategy Consultant Bank

Strategy Consultant Bankのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社Groovement
得意領域:戦略/業務
おすすめ利用者:コンサル出身者
公式サイトhttps://strategyconsultant-bank.com/
サービスの特徴
  • 圧倒的に質が高い「戦略・業務案件」
  • 大手ファーム出身の担当者による高いマッチング精度
  • 丁寧かつちょうど良い距離感のサポート
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
StrategyConsultantBankユーザー

案件や情報提供の質が良いなと思っています。公開されている情報については、聞けば細かく教えてもらえますし、戦略案件もあればPM案件もあるし…という形で満遍なく紹介してもらえると思います。あとは単価の話になってしまうのですが、一定保証された単価で案件を受けられるところもいいなと。

また、案件が始まってからもレスも早く、連絡もマメにあるのでお付き合いがしやすいサービスだなと感じています。(StrategyConsultantBank公式サイトより)

\ 質の高い戦略・業務案件!/

foRPro

foRPROのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社Regrit Partners
得意領域:戦略/業務、IT/DX
おすすめ利用者:コンサル出身者
公式サイトhttps://for-professional.jp/
サービスの特徴
  • 幅広いDX関連プロジェクトを紹介
  • プライム案件・非公開案件が多く、平均単価150~200万円
  • 現役コンサルタント運営による高品質なサポート

\幅広いDX関連プロジェクトを紹介!/

【IT・システム領域】
おすすめの案件仲介サービス

IT・システム領域が得意な方へのおすすめの案件仲介サービスは以下のサービスです。IT領域で案件を探している方は、前述の大手サービスに加えて、IT・システム領域に強いサービスにいくつか登録しておくとよいでしょう。

(公式:https://professional-hub.jp/
東証プライム市場上場企業のLTSグループが運営

(公式:https://quickflow.jp/
SAP案件が豊富。業界最速の支払いスピードや優れたUIも特徴。

(公式:https://pro-connect.jp/
平均単価150万円以上・毎月300件以上の新規案件を取り扱い

(公式:https://consultant.digital.hr-bank.co.jp/
高単価案件の紹介に強い(月平均単価193万円最高単価350万円

プロフェッショナルハブ

プロフェッショナルハブのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社エル・ティー・エス リンク
得意領域:IT/DX
おすすめ利用者:コンサル出身者、SIer出身者
公式サイトhttps://professional-hub.jp/
サービスの特徴
  • 戦略・業務・ITすべて豊富だが、特に”好条件のIT案件”が多い
  • 月額120万円以上の案件が豊富で、200万円超えの案件を紹介してもらえる可能性も
  • 上場企業グループの信頼性を活かし、事業会社などから直接仕入れた、”他社にはない独自案件”が豊富
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
プロフェッショナルハブユーザー

自分の希望条件(稼働率やスキルセット)に対して合致する案件の中でも、より「良い案件」を紹介していただけました。自分の希望に合う案件に参画できたため、働く時間や曜日をコントロール出来することができ、 自分の事業の業務量を踏まえ、クライアント先と柔軟に勤務時間を調整できるのでやりやすいと感じています。(プロフェッショナルハブ公式サイトより)

男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
プロフェッショナルハブユーザー

コンサルティングや開発経験のある方が担当についてくれたので、スムーズに自分の希望や不安を話すことができ、初めてのクライアント面談まで1週間もかかりませんでした。(プロフェッショナルハブ公式サイトより)

\プライム上場グループ運営 & IT案件に強い!/

quickflow(クイックフロー)

quickflowのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社 WonderCamel
得意領域:IT/DX(特にSAP)
おすすめ利用者:コンサル出身者、SIer出身者
公式サイトhttps://quickflow.jp/
サービスの特徴
  • 高単価なSAP案件DX案件が豊富
  • 業界最速の支払いスピード(最短一日
  • UIの優れたウェブサイト・LINEでの案件探しが可能
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
quickflowユーザー

即払い[締め日から最短1日での入金]になったのは嬉しいですし安心感がありますね。あとはクライアントとの細かい条件の調整をしてくださったり、体調を崩して稼働ができないとなった時に間に入ってクッション的な役割を果たしてくれたのもとても助かりました。(quickflow公式サイトより)

\高単価なSAP案件が豊富!/

Pro Connect

プロコネクト
サービス名:
運営会社:株式会社WorkX
得意領域:戦略/業務・IT/DX
おすすめ利用者:コンサル出身者、SIer出身者
公式サイトhttps://pro-connect.jp/
サービスの特徴
  • 業界最低水準のマージン審査制による人材レベルの担保により、「平均単価170万円/月」を実現
  • エージェントからの案件紹介だけでなく、企業から「直接スカウト」が届く可能性も
  • 高品質で幅広いカスタマーサポートを提供しており、フリーコンサル経験が無い方でも安心して利用可能

マイページ上ではAIによる案件レコメンド機能も実装されています!

企業から直接スカウトの可能性も!/

デジタル人材バンク

デジタル人材バンクのウェブサイト画像
サービス名:
運営会社:株式会社クラウド人材バンク
得意領域:IT/DX
おすすめ利用者:コンサル出身者、SIer出身者、事業会社出身者
公式サイトhttps://consultant.digital.hr-bank.co.jp/
サービスの特徴
  • 高単価案件の紹介に強い(月平均単価193万円最高単価350万円
  • DX・デジタル化の案件に特化
  • コンサルやメガベンチャー出身者による丁寧なサポート
男性ユーザー

ユーザーのコメント/体験談
デジタル人材バンクユーザー

担当の方から案件をすぐに紹介いただき、大きな不安もなく独立できたことは感謝しています。また、御社経由で10名以上のフリーランスの方が参画しているプロジェクトにいますが、他の方々と懇親会を設定いただき、話せたことは大変感謝しています。大プロジェクトなので、いろいろなチームに分散していて、顔は知っているけれど話す機会もなかった同じフリーコンサルの方たちと繋がれる機会はありがたかったです。(デジタル人材バンク公式サイトより)

\高単価なIT案件に強み!/

SAPフリーランスバンク

SAPフリーランスバンク
サービス名:
運営会社:株式会社スプラッシュエンジニアリング
得意領域:IT/DX(SAP)
おすすめ利用者:コンサル出身者、SIer出身者 ※SAP経験のあるコンサル・エンジニア
公式サイトhttps://sap-career.com/freelancebank/
サービスの特徴
  • SAP案件に特化しており、テスト案件・開発案件・導入コンサル案件と幅広い案件が揃う
  • 単価100万円~250万円程度の高単価案件紹介が可能で、リモート率は80%以上
  • 経験豊富なSAPコンサル/エンジニアと定期的な交流会や勉強会を開催
  • フリーランスとして心配な損害賠償などを保証する保険加入料を負担してくれる等、独立が初めての方も安心

\SAP特化!高単価案件と手厚いサポートが特徴!/

フリーランスコンサルタントとして成功するためのポイント

デリバリー品質にこだわり、良い評価・評判を得ること

フリーランスコンサルタントとして成功するには、案件デリバリーの品質にこだわり、クライアントや案件仲介サービス事業者から良い評価・評判を得ることが重要です。クライアントから高い評価を得ることで、継続案件の獲得や将来のバイネームでの案件獲得も期待できます。また、案件仲介サービス事業者から良い評価を得ることで、優良案件を優先的に紹介してもらえる可能性が高まります。

仕事により一層責任を持つこと

コンサルティングファームに勤務している間、多くのコンサルタントは自分の仕事にプロフェッショナル意識を持ち、責任感を持って取り組んでいるでしょう。しかし、フリーランスコンサルタントになると、最終的に責任を取ってくれる上位者がいないため、自分自身が最終責任者としての自覚を持ち、より一層の責任感を持って仕事に取り組む必要があります。

自己研鑽に励むこと

フリーランスコンサルタントは、案件獲得において個人のスキルや知見がより重視されます。継続的に案件を獲得していくためには、時代に取り残されないように、最新の業界知見やソリューション動向などに常にアンテナを張り、自己研鑽に励むことが重要です。

よくある質問

20代ですがフリーコンサルとして独立できますか?

独立できる可能性もあります。一方で、ファーム内でさらなる経験を積む方がよいケースもあるため、フリーランスコンサルタントとしての独立については慎重に検討する必要があります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

30代ですがフリーコンサルとして独立できますか?

30代でフリーコンサルとして独立されている方は非常に多いです。一般的にはシニアコンサルタントやマネージャー以上のランクとなっているため、独立後も案件は見つけやすいでしょう。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

40代ですがフリーコンサルとして独立できますか?

40代でもフリーコンサルとして独立することは十分可能です。ただし注意点もあるため、詳しくは以下の記事をご覧ください。

コンサル出身の起業家です。現在自社サービスの開発を進めていますが、フリーコンサルとしてキャッシュを稼ぐことも検討しています。このような働き方は可能ですか?

起業家として自社プロダクトやサービスを開発しながら、事業継続に必要なキャッシュをフリーコンサルとして得ている方は多くいらっしゃいます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

すでにフリーコンサルとして独立していますが、なかなか案件が決まりません。どうすれば案件に参画できるでしょうか?

案件が決まらない場合、自分に合った案件を抱えている仲介エージェント・マッチングサービスに登録できていないケースや自己アピールが十分にできていないケースがございます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

現在コンサルティングファームに勤めているのですが、副業でフリーコンサルとして働くことはできますか?

副業案件を紹介しているエージェントやマッチングサービスもあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

稼働率の低い案件に入りたいのですが、可能ですか?

稼働率が20~60%程度の、低稼働案件も数多くあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

コンサルティングファームで経験したランクによって、フリーコンサルとしての独立のしやすさは変わりますか?

はい、ランクによってはフリーコンサルとして独立しない方がよいケースもあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

コンサル未経験なのですが、フリーコンサルになることは可能ですか?

コンサルティングファームでの就業経験がなかったとしても、実績やスキルがあれば参画できるフリーコンサル案件はあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

フリーコンサル卒業後のキャリアはどうなりますか?

起業や転職、フリーコンサルを続けるなど、様々な選択肢があります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

フリーランスコンサルタントとして中小企業支援はできますか?

はい、フリーコンサル案件には中堅・中小企業をクライアントとする案件もあるため、中小企業の支援に関わることも可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

地方に住みながら、フリーランスコンサルタントとして働くことはできますか?

はい、移住やワーケーションで地方に住みながら、フリーランスのコンサルタントとして活躍されている方もいます。フルリモート案件であれば居住地域は関係ないですし、リモートが基本の案件であれば月に1,2回程度のクライアント先に出張をすれば案件に参画することは可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

フリーコンサル業界では、どのような案件仲介エージェントがいますか?

プラットフォーム型・仲介型・ハイブリッド型で案件を紹介してくれるエージェントサービスがあります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

まとめ

以上、フリーランスコンサルタントとしての仕事の始め方や成功するために必要なポイントなどを網羅的に紹介しました。

フリーランスコンサルタントとして働くことは、責任やプレッシャーの高さに不安を感じる一方で、フリーランスコンサルタントならではの仕事の面白さやキャリアの広がり、報酬の高さなど、多くの魅力があります。

フリーランスコンサルタントとして最高のスタートダッシュを切るために、まずは複数の案件仲介サービスに登録し、自分の得意領域のプライム案件を紹介してくれるサービスを見つけることをおすすめします。

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